2021-06-13 (Sun)
16:04
✎
人は周りからの評価を気にしている
誰もが勤務先で自分の評価が気になってしまうのは当たり前のことかと思います。
他人が自分のことをどう思っているのか知りたいのは、人が社会的動物だからでごく普通のことです。
人類は長い歴史の中で集団を作って生き抜いてきました。
そこからつまはじきにされると生き残るのがとても困難になります。
その為に周囲の人に認められたい、必要とされたいと言う心理が強く働くようになったのです。
また、人は自己評価よりも他者評価が高い方がうれしく感じます。
それが上司であれば尚更です。
上司は、職務上の権限を持って昇給や昇格に影響力を持っています。
その為に上司に認められることは、実利を伴うだけでなく自尊心を大いに満たすことができると言うことです。
このことから仕事へのモチベーションを高める原動力になることもよくあります。
中には上司が目の前にいるときだけ熱心に仕事をするふりをして、いなくなったとたんにサボる人もいるかと思います。
これも他人の評価を気にしているからそう言う行動を取っているのです。
同じ他者評価でも同僚から評価されるよりも地位の高い人、権力者、影響力の強い上司から評価された方が自己評価が高くなります。
同僚の評価よりも上司の評価の方が重要になります。
自己評価が低いので周りから評価されたい
他人の評価を気にするのはごく普通のこととは言え、あまりにも周囲の目を気にし過ぎる自分に嫌気がさすと言う人もいることででしょう。
こうした人は、自己評価が低すぎる傾向があります。
本来、自尊心を守る為には自己評価を高く保つ必要があります。
ですが、極端に自己評価が低い人は、無意識のうちに他人からの評価で埋め合わせようとしているのです。
自己評価を高めたいが為に他人の評価を得ようと躍起になる背景には、強いコンプレックスを抱えている場合が少なくありません。
それを乗り越えて自己評価を保てるようになれば他人の目ばかり気にする自分を変えることができるでしょう。
人からの評価ばかりを気にする人は、低い自己評価を上げようとしているのです。
自分の評価を調べるエゴサーチ
エゴサーチをする心理もまた、他人の評価が気になるからです。
エゴサーチとは、インターネットで自分のことを検索して書き込みや情報を調べることです。
自分についての周囲の評価を確認する為に行いますが、ストーカー対策で行うこともあります。
普段の自分の姿が他人の評価と一致しているのかを確認したいのでエゴサーチをします。
これを自己確証欲求と言います。
ただエゴサーチをするのは、自分のことが大好きな人です。
鏡を見ると同じで大好きな自分の姿を確認したいと言うことです。
自己評価が低い人は、わざわざ自分のことを調べたりはしません。
- 関連記事
-
- 男性の好きそうな物には美女を置くと購買意欲を刺激する
- 言い訳から入る人は失敗に備えているのかも
- 仕事上の貸し借りをすると職場の人間関係が良好に保てる
- 自己肯定感が低いと失敗体験が頭から離れなくなる
- 熱意を感じてくれない部下には期待していることを伝えよう
- 結果を出しても喜ばない人は自分を過小評価しているのかも
- PM理論によるリーダーのタイプ、無茶な納期は友情のチャンスでもある
- 交渉は先手を打つと有利になる、お願い事は段階を踏んで依頼すると良い
- 人は他人の評価が自分の評価になっている
- 努力しても報われないとやる気が出ない、達成する確率50%の目標がやる気を高める
- 座り方やテーブルを工夫すると会議がスムーズになる
- 食事をしながら相談すると優位に話を進められる
- 上司への尊敬は第三者から伝えると良い
- 反対意見は言いづらい、自分の意見を言う為にアサーションを活用する
- 信頼は上司の意見にうなずくだけ
スポンサーリンク
↻2021-06-13