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2021-05-24 (Mon) 13:27

セロリ、大根、カブの葉は栄養が豊富

セロリは茎よりも葉の方が栄養豊富
セロリは、茎のシャッキッとした食感と香りを楽しむ食材で葉は捨ててしまいがちかもしれません。

ですが、栄養的に言うとそれは非常にもったいないと言えます。

セロリは、茎よりも葉の方が栄養が豊富に含まれています。

βカロテンは、茎よりも葉の方が約2倍も含まれています。

その他にもビタミンB群やビタミンC、ビタミンE、食物繊維も茎よりも豊富に含まれています。

また、血流の改善に良いとされるピラジンは葉にだけ含まれている成分で茎には含まれていないようです。

セロリは、疲労回復や便秘の解消、美肌、生鮮安定にも良いとされています。

香りに含まれる成分には、加熱することによって味に深みを加えてコクを出す働きもありますので煮込み料理に加えるのがおススメかと思います。

スープに流れ出る栄養素も残さずに摂取できるかと思います。

そして、セロリは葉が茎の栄養を吸い上げてしまうので買って来たら葉と茎を切り離しておくようにしましょう。

大根の葉は緑黄色野菜で栄養が豊富
大根の葉は緑黄色野菜になりβカロテンが豊富です。

ビタミンCはホウレン草と比べて5倍、カルシウムは5.3倍程度含まれています。

大根の葉には、栄養が豊富に含まれていますので、捨てずに食べるようにすると良いです。

お店では、葉は切り落とされた状態で売っているこもが多いかと思いますが、葉がついている新鮮な大根を選んだ方が良いかと思います。

大根の葉は、根の栄養を吸収してしまうので買って来たら直ぐに切り落とすようにすると良いです。

そして、葉は保存しやすい大きさに切って熱湯でさっと茹でて冷ましたら、冷凍保存すると良いかと思います。

葉に含まれているβカロテンは脂溶性の為、そのままでは吸収率が良くありませんので油で炒めるなどの料理の方がβカロテンの吸収率を高めることができます。

カブの葉にはβカロテンが豊富で緑黄色野菜
カブの葉も緑黄色野菜です。

栄養価で言うならカブのメインは根ではなく葉と言えます。

βカロテン、ビタミンB群、ビタミンC、葉酸や鉄なども豊富に含まれています。

また、カブの葉は茹でるとβカロテンは1.2倍になるとされていて、ぬか漬けにするとナイアシンが5倍になるようです。

ビタミンCがカルシウムの吸収率を高めてくれますのでシチューにしても良いかと思いますが、煮込み過ぎてしまうと熱に弱い成分は壊れてしまうので煮込み過ぎないようにした方がいいでしょう。

スープまで飲めば溶け出てしまったビタミンなども無駄なく摂ることができると思います。

カブは、大根と違って葉つきで売っている場合も多いので捨てずにしっかりと食べるようにしましょう。

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2021-05-24

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