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2021-05-17 (Mon) 10:24

味噌汁は50℃で作ると良い、ごまはそのままだと栄養が吸収できない

味噌汁の乳酸菌は50℃以上で死滅してしまう
味噌汁は、発酵食品で乳酸菌や酵母などが含まれ健康に良いと言われています。

認知症の予防やアンチエイジング、血圧の低下、美肌、ガンの予防などにも良いとされています。

味噌汁を3杯以上飲むと乳がんや胃がんの発生率を低減させることが期待されているようです。

大豆の栄養に乳酸菌など、発酵食品独特の成分がプラスされているので、日々の健康に役立つとされていますが味噌を溶く時の温度でその効果が激減してしまいます。

味噌汁を飲むなら味噌は50℃以下で溶くようにすると良いでしょう。

味噌には乳酸菌が含まれていますが、乳酸菌は熱すぎるとほとんどが死んでしまいます。

乳酸菌は50℃以上、酵母も70℃ほどになるとほとんどが死滅してしまいます。

乳酸菌は、身体にとって良い働きをしてくれますので、50℃以上にしない方が身体にとっては良いかと思います。

味噌汁は、香りを生かす為に火を止めてから味噌を溶くかと思いますが、直ぐに溶いてしまうと味噌汁のほとんどの菌は死んでしまいますので時間をおくと良いです。

火を止めてから10分以上おけば、50℃以下になってくるので乳酸菌や酵母をしっかりと摂れるようになります。

また、赤味噌と白味噌で栄養素は変わります。

赤味噌は、蒸した大豆を発酵させた物で白味噌は煮た大豆を発酵させた物ですが、その栄養素も変わってきます。

赤味噌には、メラノイジンと言う成分が含まれ代謝促進が期待できますので朝食におススメかと思います。

一方、白味噌には、GABAが含まれ精神安定の効果が期待できますので夕食におススメかと思います。

ごまはすらないと栄養が吸収できない
ごまには、水溶性ポリフェノールであるセサミンやセサモリン、セサミノールを含むゴマリグナンなどが含まれています。

これらは抗酸化作用を持っているので体内の活性酸素を除去してくれると考えられています。

ごまには抗酸化作用成分が多く含まれていますが、ごまはそのまま食べても栄養素をほとんど吸収することができません。

一粒が小さく堅い皮に覆われているので人の歯で噛み砕くことができないのです。

ごまは、皮のままでは消化ができないのでそのまま排出されてしまいます。

ごまの成分をしっかりと摂取するには、することが必要です。

すりごまは、酸化しやすくなるので食べる分だけするようにすると良いです。

また、ごまを加熱していりごまにすると、抗酸化物質セサモリンがさらに強力なセサモールに変化しますのでより抗酸化作用が期待できるかと思います。

1日大さじ1~2杯程度を目安に食べると良いとされているようです。


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2021-05-17

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