ゴボウの皮は剥かずにアク抜きもしない方がクロロゲン酸を摂取できる
ゴボウと言えばアク抜きをするかと思いますが、栄養的に言うとアク抜きせずに皮もそのままの方が栄養を効率よく摂ることができます。
ゴボウには食物繊維が多く含まれていますが、栄養は皮にも含まれています。
皮にはポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が多く含まれていますので皮も一緒に食べた方が良いです。
その量は根の2倍あるとされクロロゲン酸は、糖尿病や脂肪の蓄積を予防してくれると言われています。
皮にも栄養が含まれているのでゴボウはまるごと食べた方が断然栄養を摂取できるのでお得です。
既に洗っているゴボウは、クロロゲン酸が減っているので泥付きの物を選ぶと良いかと思います。
ゴボウは、洗い過ぎてしまうと栄養も香りもなくなってしまうので洗い過ぎないようすると良いでしょう。
ゴボウはアク抜きも不要です。
アク抜きをしてしまうとクロロゲン酸と水溶性食物繊維も一緒に流れてしまい栄養がもったいないです。
アク抜きをすると水が茶色になっていきますが、これはクロロゲン酸が流れてしまった為です。
ゴボウはアク抜きせずに水洗いするだけでOkです。
皮を剥かずにアク抜きもしない方が栄養をしっかりと摂取できまます。
ゴボウを選ぶ時は、下の方を持ってまっすぐに立つ物を選ぶと良いです。
太くても立たない物は、中心に「す」が入ってスカスカになっている場合があります。
選ぶ際は、なるべく新鮮な物を選ぶと栄養素しっかりと摂ることができます。
下茹では電子レンジでOK
ゴボウを下茹でしてもアク抜きと同じくクロロゲン酸が流れてしまいます。
下茹をする時は、電子レンジを使った方が良いかと思います。
電子レンジで加熱すれば、クロロゲン酸などの栄養の流失を抑えることができます。
また、生のまま細かく切ってしまうと抗酸化力が落ちてしまうので、細かく切らないで5cmくらいの大きさに切ってから電子レンジで素早く加熱するとクロロゲン酸の活性を高めることができます。
皮を使ったゴボウ茶もおススメ
ゴボウは、皮を剥かない方が栄養的には良いですが、皮を使うと料理の見た目が悪くなってしまうかと思います。
特に気にしないのであれば問題ないのですが、気になる人は皮を使ってお茶にしてみてはどうでしょうか。
お茶にしても皮に含まれるクロロゲン酸を摂取することができます。
タワシで洗ったゴボウの皮をピーラーで剥いて天日で十分に乾燥させます。
普通のお茶と同じように煮出さばクロロゲン酸をしっかりと摂ることができます。
皮はゴボウ茶にしても飲むのもおススメです。
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