2021-05-06 (Thu)
10:11
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ジンゲオールが皮付近に多い
生の生姜には、ジンゲオールと言う独特の成分が含まれています。
ジンゲオールには、殺菌作用があり免疫機能を高めてくれる効果があるとされています。
皮付近にジンゲオールは多く含まれていますので、生姜は皮はむかずに使うとより効率よく摂取できます。
ジンゲオールは、空気に触れると酸化してしまいますのであまり細かく刻まない方が良いでしょう。
このジンゲオールを加熱したり乾燥させたりすると、ジンゲオールがショウガオールに変化します。
ショウガオールは、血行を改善し身体を温めて免疫機能のアップにも効果があるとされています。
ですが、100℃を超えてしまうとショウガオールの働きが失われてしまうので高温調理には注意が必要です。
ダイエットにも良いショウガオールは加熱すると増える
生姜に含まれるショウガオールは身体を温めてくれますが、その効果は生の生姜ではあまり期待ができません。
身体を温めてくれる成分であるショウガオールは、生姜を加熱しないと増えません。
生の生姜に含まれるジンゲオールが加熱することでショウガオールに変わります。
ジンゲオールにも血行促進作用がありますが、その効果は一時的で身体を温める効果はそれほど大きくはありません。
一方、ショウガオールは体内の糖質や脂質の燃焼を促して内側から熱を作ってくれます。
身体を温める効果も大きく、糖質や脂質の燃焼を促してくれるのでダイエット効果も期待ができます。
生姜は生よりも加熱して食べた方が断然お得と言えます。
低温でじっくりと加熱をすれば、ショウガオールを効率よく摂取することができます。
ショウガオールは、100℃を超えてしまうとその働きが失われてしまうので100℃以下で加熱することがポイントです。
ショウガオールを摂りたい場合は、加熱し過ぎないようにしましょう。
加熱以外にも乾燥させてもショウガオールを増やすことができますので天日干しをするのも良いです。
天日干しの場合は1日、室内干しの場合は傷まないように注意しながら1週間程度干すとショウガオールを増やすことができると思います。
おろし生姜のジンゲオールは3分で半分以下になる
生姜に含まれるジンゲオールには、殺菌作用があるので薬味として使われています。
ですが、すりおろして使う場合は食べる直前にすりおろしましょう。
ジンゲオールは、空気に触れると直ぐに酸化してしまうのでその働きがなくなってしまいます。
すりおろして3分おいただけでもジンゲオールが半分になってしまうとされています。
細かく刻めば刻むほど酸化を早めてしまうのですりおろしではなくて千切りなどの方がジンゲオールを守ることができます。
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