2021-05-01 (Sat)
13:19
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レタスは加熱すれば、ビタミンと食物繊維をたっぷりと摂れる
レタスはサラダで食べるのが定番かと思いますが、加熱して食べるのもおススメです。
レタスは、そのほとんとが水分で水分が95%以上含んでいます。
ですので2~3分程度蒸すだけでもカサがかなり減ります。
カサが減るので生で食べるよりも多く食べることができます。
生で食べるよもて2倍以上食べることもできます。
熱に弱いビタミンなどは加熱で壊れてしまうのではと思うかもしれませんが。レタス自体はそれほど栄養価が高い野菜ではありません。
ビタミンなどが多少壊れてしまっても加熱して量をたくさん食べた方が食物繊維やビタミンなどを効率よく摂取できるようになります。
短時間で加熱すれば、熱に弱いビタミンCなどの損失も抑えられますし、油と一緒に食べればβカロテンやビタミンEなどの脂溶性ビタミンの吸収率を高めることもできます。
芯の回りに多い苦みも加熱すれば、甘みに変わって食べやすくなります。
レタスは生よりも加熱して食べた方が栄養を効率よく摂取できるかと思います。
他にレタスは、古くから鎮静効果があって不眠に良いと言われています。
芯には、ラクチュコピクリンと言う成分が多く含まれているのですが、これが眠りを誘うメラトニンと似た働きがあるとされています。
不眠でお悩みの人は、レタスを食べるようにすると良いかもしれません。
また、レタスは免疫機能を高めてくれるとも考えられます。
レタスには、TNF-αと言う成分が野菜の中で一番含まれていてその量はブロッコリーの2倍と言われています。
この成分は、免疫機能に関わる白血球を活性化させてくれますので免疫機能の向上が期待できます。
ガンなどの腫瘍を壊すともされていますので、ガンの抑制効果も期待できると考えられています。
レタスは包丁で切ると切り口から酸化が始まってしまい傷んでしまうので手でちぎってから調理すると良いです。
洗う際はさっと洗うようにしましょう。
ビタミンCは、水に溶けやすいので洗い過ぎてしまうと流失してしまいます。
内側の葉は外気に触れていないのでさっと洗う程度でOkです。
芯に爪楊枝を刺すとレタスの寿命を2倍に延ばせる
水分が多いレタスはとても傷みやすいですが、保存の際に真に爪楊枝を刺すと長持ちします。
レタスの生長点は、芯です。
長持ちさせるには、生長点である芯の働きを止めると良いです。
芯をくり抜いてキッチンペーパーを詰めるたり、芯の切り口に水で溶いた小麦粉を塗るなどが知られていますが、少し面倒かと思います。
そんな時は、爪楊枝を使ってみましょう。
爪楊枝を芯に2~3本刺すだけで生長点の働きを止めることができます。
爪楊枝を芯に刺すだけなら手間もかからず簡単にできます。
普通なら2~3日程度で傷んでしまうと思いますが、爪楊枝を刺せば1週間くらい保存ができるようになります。
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