2021-04-23 (Fri)
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豚肉は糖質の代謝を助けるビタミンB 1が豊富
豚肉は、タンパク質や脂質以外にもビタミンB1が豊富に含まれています。
ビタミンB1は、エネルギー代謝に関わり糖質をエネルギーに変える為に必要な補酵素です。
ビタミンB1が不足してしまうと糖質をエネルギーに変えられなくなり疲れやすくなったりしてしまいます。
脳の疲れにもビタミンB1は有効です。
脳の主なエネルギー源は、糖質だからです。
脳は、脂質の代謝産物であるケトン体も利用できますが、これは非常時のエネルギーですし全てのエネルギーをケトン体で補うことはできません。
糖質は絶対に必要な栄養素でもあり疲れた時には、ビタミンB1の豊富な豚肉を食べると良いかと思います。
また、豚肉には脂質も多く含まれています。
身体に悪いイメージを持っているかもしれませんが、不飽和脂肪酸であるオレイン酸も豊富です。
オレイン酸は、生活習慣病の予防や悪玉コレステロールを下げたりする効果が期待できるとされています。
酸化もしにくいので加熱してもしっかりと摂ることができます。
ただ、摂り過ぎは肥満の田院にもなりますし逆効果にもなるので適切な量を食べることが最も大事です。
豚肉は茹でるよりも長ネギと一緒に焼くとビタミンB1を効率よく摂取できる
ビタミンB1が豊富な豚肉は、甘い物やご飯が好きな人にとってはとても大事な栄養素と言えます。
糖質をエネルギーに変換する際には、必ずビタミンB1必要で、不足してしまうと糖質がエネルギーとして使えなくなってしまいます。
炭水化物をたくさん摂ったらその分、ビタミンB1も必要になります。
普段から疲れを感じている人は、ビタミンB1が不足しているのかもしれません。
そんな時は豚肉を食べてみましょう。
豚肉に含まれるビタミンB1を効率よく摂取するには、茹でるよりも焼いて食べる方が良いです。
ビタミンB1は水溶性の為、茹でてしまうと流失してしまい半分以上が流されてしまうとされています。
なので豚しゃぶよりも生姜焼きやポークステーキなど炒めた方が良いでしょう。
また、長ネギやニラと一緒に炒めるとより効果的にビタミンB1を摂取することができます。
長ネギやニラにはアリシンが含まれていますが、このアリシンがビタミンB1の吸収率を高めてくれます。
吸収率は10倍にもなるとされていますので一緒に食べた方が効果的に栄養を補うことができるかと思います。
網焼きなら脂質を抑えカロリーを抑えられる
豚肉には、脂質も多く含まれていますので高カロリーになりやすいです。
カロリーが気になる場合は、網焼きにすると良いかと思います。
網焼きにすることで余分な脂質を落としてくれるのでカロリーも抑えることができます。
骨付き肉も魚焼きグリルでおいしく焼くことができます。
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