2021-04-22 (Thu)
10:26
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骨付きの肉は時間が経過しても柔らかいのでおいしく感じる
骨付きの肉は、骨なし肉よりもおいしく感じます。
骨周りの肉は、細胞が壊れにくくなっているので、水分を保ちやすく時間が経っても柔らかい状態を保つことができます。
なので骨付きの肉の方ががおいしく感じます。
鶏肉は、豚や牛よりも較的低カロリーでヘルシーではありますが骨付き肉であれば、カルシウムも豊富に摂取することもできます。
このカルシウムを効率よく摂取するには、お酢と一緒に煮込むと良いです。
お酢と一緒に煮込めばカルシウムが1.8倍!肉も柔らかくなる
鶏肉は、肉の中でも脂質が少なめで比較的低カロリーでタンパク質やビタミンB群などがしっかりと摂れます。
骨付きの肉の場合、カルシウムもしっかりと摂ることもできるかと思います。
カルシウムを効率よく摂取したい場合は、お酢と一緒に煮込むのがおススメです。
お酢を使うと骨の中のカルシウムが溶け出してきますので水煮に比べてカルシウムが1.8倍以上にもなるとされています。
さらにお酢にはカルシウムの吸収率も高めてくれます。
水煮に比べて吸収率も約2倍になるとされています。
また、お酢には肉も柔らかくしてくれる作用もあるので、肉もおいしくなります。
疲労回復や風邪予防に鶏のお酢煮がおススメ
一般的にお酢は、疲労回復に良いとされています。
お酢の酢酸がエネルギー代謝回路であるクエン酸回路を活発にする為と言われているからです。
鶏肉には、粘膜の健康維持に関わるビタミンAもやや含まれていますので、疲れが溜まって体調が崩れそうな時に鶏のお酢煮を食べると良いかと思います。
野菜と一緒に食べるようにすればより効果が期待できます。
体内でビタミンAに変わるβカロテンの多い緑黄色野菜を加えると良いでしょう。
鶏肉にもビタミンAが含まれているといっても十分な量を摂取できるわけではありませんので、足りない栄養素を野菜などで補うようにすると良いです。
また、動脈硬化などの生活習慣病を防ぐリノール酸などの多価不飽和脂肪酸も含まれていますのでメタボの予防やダイエット中の栄養補給にも良いかと思います。
鶏肉は、比較的低脂質ですが部位によっては脂質も多いのでカロリーに注意も必要です。
ささみやむね肉は低脂質で低カロリーです。
カルシウムを摂取するなら魚を丸ごとお酢煮にすると良い
お酢のカルシウムを溶け出させる効果を最大限に活用できるのが、イワシなどの魚を丸ごとお酢煮にする方法があります。
イワシがかぶるくらいのお酢で汁気がなくなるまで煮込めば、骨ごと食べることができます。
骨が柔らかくなるので骨が多くて魚が苦手な人でもおススメかと思います。
イワシをお酢ににすることでカルシウムの摂取量は4倍にも増えてカルシウムの吸収率も高めてくれます。
カルシウムの過剰摂取にも注意しましょう
日本人は、カルシウム不足と言われていますので積極的に摂っている人も多いと思います。
ですが、カルシウムの摂り過ぎもいけませんしマグネシウムとのバランスがとても大事です。
カルシウムを摂ったらマグネシウムも一緒に摂るようにしましょう。
マグネシウムは豆腐、納豆、ごぼう、あさり、モロヘイヤ、あおさ、キンメダイなどに多く含まれていますのでこれらと一緒に食べるようにすると良いかと思います。
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