2021-04-21 (Wed)
14:28
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もやしに含まれる栄養、アスパラギン酸が豊富
もやしは豆を発芽させたものですので他の野菜に比べてタンパク質を豊富に含んでいます。
発芽によって豆にない栄養素も生み出されているのが特徴です。
ビタミンB群、ビタミンC、鉄分、カリウム、食物繊維、アミノ酸も発芽によって増加しています。
もやしには、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸が豊富に含まれています。
アスパラギン酸はアスパラガスから来ていますが、その量はアスパラガスの2倍も含まれているようです。
アスパラギン酸は、疲労の回復や代謝の改善などが期待できる成分です。
スポーツ飲料にも配合されていたりもしています。
また、発芽によってアミノ酸の一種であるGABA(ギャバ)も増加しています。
GABAは、精神安定に良いとされている成分リラックス効果が期待できます。
ストレスを多く感じている人におススメの成分と言えます。
そして、もやしのヒゲ根には食物繊維が豊富です。
ヒゲ根を取る人も多いかもしれませんが、取らない方が良いでしょう。
この部分に食物繊維が最も多く含まれていますし、ヒゲ根を取ってしまうとビタミンCの流失も増えてしまいます。
栄養をしっかりと摂取したい場合は、そのまま食べるようにした方が良いです。
チルド室で鮮度と栄養を3日後でも9割キープできる
もやしは、長期保存に向いていません。
もやしは水分が多く低い温度を好みますので常温や冷蔵室では、日持ちしないのであっという間に傷んでしまいます。
それに伴って栄養も損失してしまいます。
もやしの鮮度を保ち栄養を損失させない為には、チルド室での保存がおススメです。
チルド室は凍らないギリギリの温度でもやしの保存に最適とされています。
軽くお湯でさっと加熱するか電子レンジで軽く20秒ほど加熱して水気をよく拭きます。
食用フィルムに小分けしてチルド室に入れれば、1週間程度はみずみずしさを保ち栄養もある程度保つことができます。
常温だと3割、冷蔵でも5割失われてしまうとされるビタミンCをチルド室なら3日後でも9割程度保てるようになります。
チルド室がない場合は、冷凍室でもOKです。
水を浸して保存する方法もありますが、水溶性ビタミンは流失してしまうので栄養素を考えるとあまり良いとも言えません。
水も定期的に交換する必要もあるので交換する度に栄養素が抜けてしまいまうからです。
もやしはチルド室での保存してなるべく早めに食べるようにしましょう。
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