2021-04-16 (Fri)
13:23
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キノコには、うまみ成分であるアミノ酸が含まれています。
キノコのうま味成分のもとはグアニル酸やアミノ酸、アスパラギン酸などです。
これらは、生活習慣病の予防や疲労回復の効果が期待できる成分でもあります。
キノコは冷凍するとパワーアップ
キノコは、カロリーが低くローカロリーですが、栄養は豊富に詰まっています。
キノコに含まれる栄養を効率よく摂取するには冷凍保存がおススメです。
なぜなら生のキノコには、うまみ成分はほぼ含んでいないからです。
うまみ成分は、キノコの細胞が壊れた時に作られます。
キノコを冷凍すると水分が凍って膨らんで細胞壁を壊し、RNA分解酵素と言う酵素が働きうま味成分が作り出されます。
冷凍した時と調理する時に2回この酵素が働くことになるので、グアニル酸、アスパラギン酸などの成分が3~4.5倍にもアップするとされています。
冷凍をするとうま味成分が増えておいしくもなり栄養価も高くなるのです。
キノコは冷凍してから食べるようにすると良いでしょう。
そして、調理する時はそのまま冷凍のまま使うと良いです。
冷凍するとうま味や水溶性ビタミンは流れてしまいます。
栄養の流失を最小限に抑えるには、調理する時は必ず凍ったまま使うようにすることがポイントです。
冷凍する際は、食べる大きさに切ってから冷凍庫に入れるようにしましょう。
冷凍がおススメのキノコ
特に冷凍したいキノコは3つあります。
調理は解糖せずにそのまま煮込むが基本です。
キノコを食べる時は、冷凍してみましょう。
●えのきだけ
えのきだけは、食べ方でキノコキトサンが12倍もアップします。
キトサンは食物繊維の一種でダイエットに良いと言われている成分で脂質の吸収を抑えてくれるとされています。
このキトサンは、キノコのなかでもえのきだけに一番多く含まれています。
キトサンは、ミキサーにかける&冷凍で細胞壁を壊すと何と12倍もキノコキトサンがアップするとされています。
えのきだけは、ミキサー&冷凍すると断然お得です。
●ぶなしめじ
ぶなしめじには、代謝促進や美肌効果が期待されるビタミンB群が豊富に含まれています。
ですが、水気で痛みやすいのが玉にキズです。
石づきを切り落として、小分けにして冷凍すれば1ヶ月程度保存が可能となります。
●まいたけ
まいたけには、ダイエット効果があるMKフラクションと言う成分が含まれています。
これはまいたけだけに含まれる成分とされています。
MXフラクションは、80℃以上で分解されてしまうので味噌汁やスープの仕上げにサッと入れるのがおススメです。
まいたけは冷凍すると短時間でうま味成分が溶け出しますのでおしいしく頂けます。
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↻2021-04-16
Re: キノコの冷凍
コメントありがとうございます。お役に立てて頂けたら幸いです。
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