2021-04-15 (Thu)
11:38
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シイタケは天日干しすると栄養価が高くなる食材です。
天日干しは、様々な野菜のおいしさを高めてくれますが、栄養価も高まるのはシイタケだけとされています。
ビタミンDは、人間の身体でも作ることができて日光浴をすることで作られます。
シイタケのビタミンDを摂取する為には日光浴をさせると良いでしょう。
生のシイタケを干す時や保存する時は、カサを下に置くのが基本となります
上にしておくと胞子が落ちてそこからしなびたり黒ずんだりしてしまいます。
日に当たってないシイタケはビタミンDがゼロ
シイタケの代表的な栄養素は、ビタミンDです。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を高めてくれる成分ですので骨粗鬆症の予防にも有効です。
ですが、日の当たらない室内で栽培されたシイタケのビタミンDは、出荷時はほぼゼロなのです。
日に当たっていないシイタケはビタミンDは含まれていません。
シイタケに含まれるエルゴステロールは、紫外線を浴びることでビタミンDへと変化します。
ですので調理前に30分~60分干せばビタミンDは何と10倍にもなります。
さらにビタミンDだけでなく食物繊維やビタミンB1も10倍にもアップしますので美容効果も期待できます。
市販の干しシイタケの中には、熱風などで乾燥させたものもあるのでビタミンDが含まれていると歯限りません。
ビタミンDを摂りたいのであれば、生シイタケも干しシイタケも天日干しをした方が絶対にお得と言えます。
レンジ干しは当たり前ですが、意味はありません。
栄養を効率よく摂取したいのであれば天日干しをして食べるようにすると良いかと思います。
シイタケは、日光浴をさせることで栄養もうま味もアップしますのでおいしくもなります。
自家製干しシイタケのポイント
ザルや干し野菜用ネットなどを使って丸ごとシイタケを干す場合には、カサを下にして軸を上にします。
しっかりと干したい場合は、スライスしてまんべんなく日光が当たるように並べるようにしましょう。
直ぐに使う場合は、30分程度、保存性を高めたいのであれば1~2日干して水分をしっかりと抜くのがポイントです。
水分が残っていると雑菌が繁殖しやすくなるので保存がきかなくなってしまいます。
おいしいシイタケの戻し方
軽く水洗いをしてカサの裏が水に漬るようにします。
食用品フィルムを水面に密着させて冷蔵庫へ入れます。
これで一晩待つとうま味成分が10倍増えてさらにおいしくなります。
シイタケの軸をつまんでやわらかくなっていたら出来上がります。
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↻2021-04-15