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2021-04-13 (Tue) 16:48

野菜は育った環境で保存が基本

日々忙しい生活を送っている人にとって食材を買い足すのは大変かと思います。

中には終末に1週間分をまとめ買いする人も多いのではないでしょうか。

ですが、保存の仕方次第で食材の持つ栄養素を大幅に損失しているかもしれません。

栄養の損失を最小限に抑えるには、保存の仕方が大事です。

普通買って来たら冷蔵庫に入れておくと思いますが、ただ冷蔵庫に入れておけば良いと言うわけではありません。

ではどういった保存がいいのでしょうか。

常温保存が良い野菜、冷蔵庫はNGの野菜
冷蔵庫が苦手な野菜があります。

それはトマト、ナス、キュウリなどの夏野菜や里芋、サツマイモなど原産地が温かい国の野菜です。

これらは寒いのが苦手なので冷蔵庫に入れておくと低音障害を起こしてしまいます。

これの野菜は冷蔵庫ではなくて常温か野菜室保存が良いです。

冷凍すると元気になる野菜
冷凍すると栄養価がアップする物もあります。

きのこ類は冷凍するとアミノ酸が元気になりますので、うまみも4倍以上にアップするとされています。

バナナは冷凍することでポリフェノールが増えます。

きのこ類とバナナは冷凍保存にすると良いかと思います。

野菜はその野菜が育った環境で保存
保存で考えるのがその野菜が育った環境です。

夏野菜や原産地が温かい国の野菜は寒いのが苦手です。

冷蔵庫に入れっぱなしだと低音障害を起こしてしまうのです。

そうなるとビタミンなどの栄養素が減ってしまいますのでもったいなくなります。

冷蔵庫に保存する際は、紙や新聞紙に包んで風通しの良い場所に置くか、冷蔵庫内でも温度の高い野菜室が良いでしょう。

長ネギなどタテに生育する野菜はタテに置くのもポイントです。

野菜の常温保存は、温度と光を意識しましょう
野菜を劣化させる理由は主に2つあります。

野菜の吸収によって水分が蒸発することと、光合成ができない為に自分の水分を使ってしまうことです。

温度が高い場所では、呼吸が激しくなり光が当たる場所だと光合成が進んでしまいます。

なので冷暗所(14℃以下で日が当たらない場所)に段ボールを置いてその中で保存すると良いです。

冷暗所がないのであれば野菜室で保存しておきましょう。


野菜の目安の保存期間
常温
長ネギ 7日

トマト類 3~5日

冷凍
バナナ 1ヶ月

ブロッコリー 1ヶ月

ベリー 半年


食材は、当たり前のことですが新鮮なうちに食べた方が栄養をしっかりと摂れます。

買って来たらなるべく早めに食べるようにすると栄養をしっかりと摂れますしおいしく頂けるはずです。

食材は、まとめ買いではなくてこまめに買って食べるようにすると良いです。


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2021-04-13

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