2021-04-13 (Tue)
11:00
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柿は干し柿にするとガンの予防効果が4倍
柿には、カリウムや食物繊維が豊富です。
カリウムは、余分な塩分を排出する働きがあるのでむくみの予防や改善に良いとされています。
また、柿に含まれる渋み成分であるタンニンには高血圧の予防や脳梗塞の予防に効果が期待できますが、便秘の人は逆効果になる時もあります。
なのであまり食べ過ぎないようにはしましょう。
柿はそのまま生で食べることが多いかもしれませんが、おススメの食べ方は干し柿にすることです。
柿は干すと栄養価がも高くなり味もおいしくなります。
柿を干すことで甘さが4倍にもなるのです。
そして、ガン予防効果に良いとされるβクリプトキサンチンも4倍にもなり、βカロテンも3倍にもなります。
柿には食物繊維も豊富で果物の中でもトップクラスの含有量を誇っています。
ですが、一つ注意が必要で干してしまうとビタミンCは亡くなってしまいます。
ビタミンCを摂りたいのであれば、干さないで食べる方が良いかと思います。
クルミは2時間浸水するとアブシジン酸の働きが止まる
クルミには、不飽和脂肪酸であるオメガ3脂肪酸(n3-3系の脂肪酸)が豊富に含まれています。
オメガ3脂肪酸は、動脈硬化を防いだりなど生活習慣病予防に良いとされています。
アメリカの研究では、クルミがもっともコレステロール値を下げたと言う報告もあるそうです。
また、クルミにはポリフェノールも豊富でブルーベリーの役1.5倍も含んでいます。
クルミを含めた種子類は、成長の力を秘めた食材です。
生活習慣病の予防やアンチエイジングにも期待されます。
しかし、種子類には発芽を抑えるアブシジン酸と言う成分が含まれています。
このアブシジン酸は、消化酵素の働きを鈍らせると考えられています。
なので消化を妨げることになりますので消化に良くないと言えます。
消化が悪くなると栄養の吸収も悪くなってしまいますのでアブシジン酸を抑えるようにすると良いでしょう。
このアブシジン酸の働きを抑えるには、ローストか水に浸すのどちらかの方法があります。
ローストにするとポリフェノールが2倍に増えますが、逆にビタミン、ミネラルなどは減少してしまいます。
また、オメガ3脂肪酸は酸化しやすいのでローストにすると酸化してしまいます。
これらを考えると水に浸す方が良いとも言えます。
クルミは2時間ほど浸水させてから食べるのがおススメかと思います。
クルミはカロリーが高めなので身体に良い成分が豊富だからと言ってたくさん食べ過ぎないように注意しましょう。
1日の目安は10粒程度に食べるようにすると良いかと思います。
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