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2021-04-13 (Tue) 09:59

ゴーヤは茹でると栄養が流失、タコは揚げ物にすると良い

ゴーヤは下茹ですると栄養が流失!炒めて食べると良い
ゴーヤと言うとゴーヤチャンプルーを思い浮かべるかと思います。

夏バテ防止野菜として不動の地位を築いた野菜でもあります。

ゴーヤには、独特の苦みがあるので苦みを抑える為に下茹でをしてから調理をする場合も多いかと思います。

ですが、茹でてしまうとなんと最大で70%ものビタミンを失ってしまいますのでもったいないのです。

茹でた後に残るビタミンCは、たったの30%程度、ビタミンB群も30%程度になってしまいます。

これらは水溶性ビタミンなので水に溶けやすく茹でてしまうと流れ出てしまいます。

ゴーヤチャンプルーなど油で炒める調理なら栄養の損失は少なくなり、βカロテンや脂溶性ビタミンであるビタミンKの吸収率を上げることができます。

ゴーヤは、加熱するなら茹でるよりも炒める方が断然良いと言えます。

また、苦みは下茹でしなくても減らすこともできます。

ゴーヤは、スライス&塩もみだけでも苦みを減らすことができますので試してみましょう。

10分程度もんで置いて軽く炒めるかさっと水で洗うと良いでしょう。

タコは揚げて食べると良い
タコには、アミン酸の一種であるタウリンが含まれています。

栄養ドリンクに含まれている成分ですが、タコの足一本食べるだけでタウリンを1000mg摂取することができます。

栄養ドリンク一本分です。

タウリンは、疲れを取るのにいいとされていますので疲れを感じたらタコを食べるようにすると良いかと思います。

他にもタウリンは、肝機能を高める効果や動脈硬化を防ぐ効果も期待できますのでお酒のおつまみとしてもおススメです。

アルコールの代謝も高めてくれます。

タコはそのままスライスされた物を食べてもおいしいですが、さらに栄養アップを望むなら唐揚げがおススメです。

油で調理することでタコに含まれる脂溶性ビタミンのビタミンEやビタミンAの吸収率が高まります。

短時間の加熱なら水溶性ビタミンであるビタミンB群の損失も防げます。

タウリンも熱に強いので加熱しても減りませんのでタウリン自体は加熱しても問題なく摂取できます。

ですが、タウリンは水溶性なので煮物にする時は、煮汁も一緒に摂取するようにしましょう。

タウリンは、タコの足1本で1日の必要量を摂ることができます。

疲れた時は、タコの足一本を目安に揚げて食べると良いかと思います。

ビタミンB群やナイアシンも含まれるので疲労回復にも美肌にも効果を発揮するでしょう。



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2021-04-13

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