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2021-04-07 (Wed) 09:30

ニンジンは油で炒めるとカロテンの収集率アップ

ニンジンは野菜で最もβカロテンが多い
ニンジンには豊富にβカロテンが含まれていて野菜の中でも含有量はトップと言われています。

βカロテンは、体内に吸収されると必要に応じてビタミンAに変わるビタミンAの前駆体です。

特に皮付近に多く含まれています。

そして、ニンジンは加熱すると身体に届く栄養素が変わります。

生で食べるとβカロテンは、8%程度しか吸収されません。

ですが、加熱すると2倍以上に吸収率が高くなり、油を使えばさらに70%まで高まります。

ニンジンは調理法によって大きく栄養素の吸収が変わると食材と言えます。

生で食べるよりも加熱するとより栄養を効率よく吸収できます。

ニンジンは生よりも断然加熱して食べるが良い
ニンジンに多く含まれるβカロテンは、1日1本で必要量が摂取できるほど豊富に含まれています。

βカロテンは、体内でビタミンAに変わり、粘膜の健康維持や抗酸化作用などに効果を発揮します。

風邪の予防やアンチエイジングにも良いとされます。

ですが、βカロテンは吸収率があまり良くありません。

そもまま食べても全てが吸収されるものではありませんので摂り方が大事です。

ビタミンAは、油に溶ける脂溶性ビタミンになります。

ほとんどが水分である人の体内では溶けずに排出されてしまいます。

そこで重要なのが油と一緒に摂取することなのです。

生でニンジンを食べても吸収されるのは8%程度しかありません。

それが油で炒めたり揚げたりすることでβカロテンの吸収率は、なんと70%まで高くなります。

ニンジンは、生ではなく油で加熱すして食べた方が効率よく栄養を摂取できるのです。

カロリーが気になる場合は、少ない油で栄養を引き出すオイル煮
生のニンジンをオリーブオイルなどに和えてもβカロテンの吸収率は高くなりますが、生だと固い細胞壁に守られています。

その為に吸収率が悪くなってしまいます。

加熱して細胞壁を柔らかくした方が吸収率は断然高くなります。

加熱するだけでもβカロテンの吸収率は生に比べて2倍程度になります。

さらに吸収率を高めたい場合は、油と一緒に摂ることです。

その吸収率は、なんと70%まで上昇します。

ニンジンは、油と一緒に食べると良いでしょう。

油で吸収率が高くなると言ってもカロリーも気になるも思います。

カロリーが気になる人は、少ない油で調理できるオイル煮がおススメです。

鍋に小さじ半分程度のオリーブオイル、塩を加えて弱火でニンジンを2‐分ほど蒸し煮にします。

ニンジンも甘くおいしく仕上がります。



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2021-04-07

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