2021-04-06 (Tue)
11:18
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長ネギの白い部分にはアリシン、緑の部分にはβカロテンが多く含まれる
長ネギは白い部分と緑の部分とで含まれる栄養素が異なります。
長ネギの白い部分にはアリシンが豊富に含まれています。
アリシンには、血液をサラサラにし殺菌効果があり疲労回復に良いとされています。
そして、長ネギの緑の部分はβカロテンが多く含まれ緑黄色野菜になります。
緑の部分には、βカロテンやカルシウムなどが豊富に含まれています。
食べるのが苦手でしたら野菜スープのダシなどに使うと良いでしょう。
長ネギは焼くと甘みも栄養価も2.5倍にアップ
生の長ネギには辛みがあり少し食べにくいかもしれません。
ですが、じっくりと焼くことでほくほくと甘く、とろりとジューシーになります。
辛みが苦手な人も焼くことで食べやすくなるでしょう。
また、長ネギの独特の匂いも落ち着きますので、食べやすくなるかと思いますしネギの抗酸化力は加熱することで2.5倍程度にアップします。
基本的に野菜は加熱に弱い食材が多いのですが、長ネギは加熱した方が本領を発揮する食材と言えます。
昔から風邪対策にネギを食べろと言われたりしますが、これは本当のことです。
ネギに含まれるアリシンは殺菌効果あり、緑の部分にはフルクタンと言う糖質がインフルエンザの予防にも効果があると言われています。
ネギは風邪の予防に良いと言えますので風邪を引きやすい人はネギを食べるようにすると良いかもしれません。
美容と健康の為にも普段のおかずに是非焼きネギを取り入れてみてはいかがでしょうか。
焼くだけでおいしくなる長ネギ
ネギは焼くことでアリシンもフルクタンも甘みを作ってくれますのでおいしく頂けるようになります。
油で炒めればβカロテンの吸収率も高くなるので長ネギは焼いて食べると栄養面でもおいしさでも良いと言えます。
フライパンで油と長ネギを入れて弱火で10分ほど軽く焦げ目がつくくらいまで焼けば完成です。
緑の部分と白い部分は切り分けて保存をしましょう
長ネギの保存は、緑の部分と白い部分で分けて保存すると良いです。
長ネギの緑の部分は、水分が多いので傷みやすい性質があり、白い部分は乾燥してしなびやすいです。
直ぐに食べない場合は、緑の部分と白い部分を切り分けるようにしましょう。
白い部分は、乾燥しないように新聞紙にくるんで、緑の部分は刻んで容器や保存袋にいれて両方とも冷蔵庫にいれると良いでしょう。
みじん切りにしたものを冷凍するのも良いです。
緑の部分は、特に加熱で栄養もアップするので味噌汁の具におススメです。
長ネギは焼いて効率よく栄養を摂取しましょう。
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