2020-05-14 (Thu)
08:18
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股関節前部の痛みは、関節自体の問題と鼠径部の可能性があります。
痛みの原因は、関節の大きな腱の炎症、この大きな筋の腱が付着する骨の一部を引きはがしてしまうことによる場合もあります。
これらの症状は、オーバーユースやアライメント異常によるものです。
症状
股関節中央の深層深部に痛みが出ます。痛みは活動中だけでなく活動後にも起こる。
腫脹は見られず両脚を開脚した姿勢では座れません。この症状は急性でなく、徐々に現われる。
傷害を特定するにはレントゲンなどで調べる必要がある。
処置
RICE処置
痛みが出る動きは避ける
症状が続くようであれば全ての活動を中止をする
股関節外側のスナッピング(大腿筋膜張筋のスナッピング)
この症状は、股関節を曲げたり回旋させた時に生じます。
普通大きな帯状の筋膜や腱が大転子の上を移動する時にスナッピングを感じます。症状は、徐々に進行し放置しておくとその部分に非常に刺激されます。バレエダンサーに多く見られます。
症状
股関節がずれるような感覚がある。
実際に大腿筋膜張筋が大転子の突出部を乗り越えていくのが分かる。
活動を続けると患部の痛みが増強する。
処置
RICE処置
痛みが出る動きは避ける
予防
股関節外側部(大体筋膜張筋など)の柔軟性の確保
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↻2020-05-14