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2021-03-16 (Tue) 11:10

ニラは部位ごとに切り方を変えると効率よく栄養摂取できる

栄養を逃さない為には根元はみじん切り、葉先はざく切りで
ニラは切り方一つで栄養を逃がしてしまいます。

ニラは緑黄色野菜の中でもトップクラスの栄養を誇っていますので効率よく栄養を摂取しましょう。

ニラは部位によって栄養が異なります。

ニラの葉先には、ビタミン類が豊富に含まれていて、根元には疲労回復に良いとされるアリシンが含まれています。

アリシンは、葉先よりも根元に多く含まれそんp量は4倍にもなります。

ニラの独特な香りの正体は、玉ねぎやニンニクにも含まれているこのアリシンです。

ですが、ニラの切り方一つでその栄養素が25%の栄養が無駄になってしまいます。

玉ねぎやニンニクと同じく根元のアリシンを十分に摂取したいのであれば、できる限り細かく切って活性化させてから10分以内に食べるのがベストです。

ただし、葉先に含まれるビタミン類は細かく刻むと失われてしまいます。

なので葉先は、できるかぎり大きくざく切りにするといいす。

葉先には、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどが豊富でマルチビタミン野菜とも言われます。

また、濡れたまま置いておくのもビタミンが失われてしまうので洗うのも切るのも調理する直前にすると栄養を効率よく摂取できます。

また、ニラにはクロロフィルと言う成分も含まれ、腸内環境を良好に保ってくれると言われています。

ニラを食べる時は、部位によって切り方を変えて効率よく栄養を摂取しましょう。

ニラ+ビタミンB1食材で吸収率が10倍もアップ
夏バテ対策やスタミナ料理としてニラはよく使われますが、これはニラのアリシンが疲労回復に良いとされるビタミンB1の吸収率を10倍も高めてくれるからです。

ニラは、ビタミンB1の多い豚肉やレバーと一緒に食べるのが良いです。

レバニラ炒めは理にかなっています。

アリシンは時間と共に変化する成分で10分でアリシンの活性はピークになり、15分以上経つと血糖値を抑えるジスルフィドになります。

30分以上経つと血栓予防効果のあるトリスルフィドと言う成分に変化します。

調理法だけでなく調理時間も考えて食べると効率よく栄養を摂取できます。

ニラは調理の直前に切る
ニラに含まれるビタミンCやカリウムは、水に溶けやすいので茹でるのはあまり良くありません。

炒めるなどの加熱調理も1~2分の短い時間でするのがポイントです。

春先のニラは生でも食べることができますので、ごま油など和えれば脂溶性ビタミンの吸収率を高めることができます。



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2021-03-16

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