2021-03-12 (Fri)
11:43
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ピーマンはレンジで一回チンして輪切りにすると良いピーマンの細胞は縦に並んでいます。
なので縦に切ると苦み成分はそのままになり、反対に輪切りにすると苦み成分は外に出ていきます。
苦みが苦手な人は、輪切りにすると食べやすくなりますが、栄養面では苦みを損失させないようにすると良いです。
苦みの成分は、ドクダミにも含まれるポリフェノールの一緒でクエルシトリンと言う成分です。
このクエルシトリンには、毒素排出や高血圧の予防に良いとされていますので身体にとっては良い成分とされています。
また、同じ苦みを作るピラジンも血液循環を良くしてくれます。
ピーマンは苦み成分に栄養が詰まっていると言えます。
とは言っても苦みは決しておいしいわけではないので、なるべく苦みが少ない方が食べやすいでしょう。
苦みは抑えたい、でも栄養も摂りたい、と言う人は加熱してから切るを試してみましょう。
ピーマンをレンジで一回丸ごとチンしてピーマンの甘みを引き出してから輪切りにすると良いです。
こうすることで細胞を壊しません。
栄養はそのままの状態を保ち苦みも抑えて栄養も効率よく摂取することができます。
ピーマンは一度レンジで加熱がおススメです。
細胞を壊さないピーマンの切り方は?
ピーマンの細胞は縦に並んでいますので、繊維に沿って縦切りにするのがベストです。
細胞を壊さないので炒め物などにしてもシャキシャキとした触感を楽しむことができます。
一方、輪切りは栄養素が抜けてしまう切り方ではありますが、食感は柔らかくなるので生の場合はこちらの方が食べやすくなるかと思います。
また、ピーマンの香りが苦手と言う人は乳製品と合わせると香りを抑えることができますのでチーズなどと一緒に食べるのも良いでしょう。
ピーマンは加熱しても栄養はそのまま
ピーマンは、緑黄色野菜で皮の部分にビタミンCやβカロテンなどの栄養がたくさん含まれています。
本来、ビタミンCは熱に弱い成分なので加熱はよくありません。
ですが、ピーマンにはビタミンCを熱から守るビタミンPが含まれています。
なので加熱してもビタミンCの損失が抑えられるので、加熱しても生とほとんど栄養素が変わらない状他を保つことができます。
ピーマンは加熱しても栄養素が壊れにくい野菜なのです。
また、ピーマンにはβカロテンが含まれていますので油と一緒に食べるとβカロテンの吸収率が高くなり効率よく栄養を摂取できます。
炒める場合は、油と一緒に摂るようにすると良いです。
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