2021-03-08 (Mon)
14:29
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玉ねぎは細かく刻むとアリシンを効率よく摂取できる
玉ねぎの辛み成分では、硫化アリルと言う物質で多く含まれています。
辛み成分である硫化アリルは、空気に触れるとアリシンに変化します。
アリシンは、コレステロールを抑える働きがあるので血液循環を良くするのに役立ちます。
アリシンは、細胞が壊れると活性化しますので玉ねぎを細かく刻めば刻むほどアリシンは増えてきます。
玉ねぎは、みじん切りにして食べると効率よくアリシンを摂取できます。
そして、みじん切りやすりおろして10分程度放置することでアリシンはより活性化してくれます。
この際に水にさらさないことが大事です。
水にさらしてしまうとアリシンや水溶性ビタミンは水と一緒に流れてしまいます。
何となく行っていた切ってkら水にさらして辛みを抜くと言う行為は、大事な栄養を損失させる方法なのでやらない方がいいでしょう。
スープや煮物に使う場合でもいきなり茹でないで、まずは油で軽く1分程度炒めておくとアリシンの損失を防ぐことができます。
炒めてからスープや煮物に使うようにしてみましょう。
芯は捨てないように!玉ねぎ生長点は根元と先端
玉ねぎをずっと保存しておくと芽や根が伸びてきますが、これは生長点が根元や先端にあるからです。
保存する場合は、芽と根元を切り落としておくといいでしょう。
また、芯にも栄養はたくさん詰まっていますので芯は捨てないようにしましょう。
玉ねぎは細かいみじん切りにして食べよう
玉ねぎのアリシンは、血液循環を改善し代謝の促進や疲労回復、美肌にも良いとされています。
日々の健康維持に摂取しておきたい成分と言えます。
アリシンは細かく切れば切るほど増えますので細かいみじん切りにしましょう。
繊維と垂直に包丁を入れてからみじん切りにするとバラバラにならずに切りやすいです。
皮を剥いて半分に切り、断面を下にして繊維と垂直になるように細かく包丁を入れ、玉ねぎを90°回転させて繊維と平行に細かく切ると良いです。
あめ色玉ねぎは栄養がゼロ!?炒め過ぎないようにしよう!
玉ねぎをあめ色に炒めると、甘みとコクが出ますが、これは硫化アリルが長時間加熱されたことによってプロピルメルカプタンと言う糖質に変化した為です。
砂糖の役50倍の甘さがありますが、ローカロリーなのでうれしい糖質になりますがビタミン類はほとんどなくなってしまいます。
栄養面を考えると痛め過ぎはよくありません。
栄養をしっかりと摂取したい場合は、炒め過ぎないようにすることが大切です。
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