2021-03-05 (Fri)
16:20
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白菜は中心部が生長点
白菜は中心から食べると効率よく栄養摂取できますので中心部から食べると良いです。
中心にある芯の部分が白菜の生長点になります。
ここから食べないと養分が中心に送られ続けてしまいますので
外側から食べてしまうと外側のうま味や栄養が抜けた状態になっていきます。
外側の葉には、ビタミンCが豊富に含まれています。
中心部は、カリウムなどのミネラルが多く含まれています。
白菜には、疲労回復に良いとされるGABAも含まれ根元部分に多いとされています。
中心部から食べれば外側の栄養を逃さず摂取
多くの人は白菜を食べる時は、外側から食べているのではないでしょうか。
外側の葉から食べていると中心部を食べる時には、すっかりと痛んでいたなんてことはありませんか?
実はこれ白菜のうま味も栄養素も損失している食べ方になります。
野菜は、収穫されても生きているので生長しようとします。
白菜の生長点は中心部分です。
生長点である中心部分が外側の葉から養分をどんどん送り続けているのです。
なので外側から食べていると養分もうまみ成分も失われていき腐らせてしまうことにも繋がります。
新鮮な白菜には、うまみ成分であるグルタミン酸が外側のなんと14倍も含まれています。
中心部から食べると甘くておいしい、さらに外側も葉の養分を溜めてくれているので購入時よりもうまみも栄養成分もよくなるでしょう。
白菜を丸ごと賢く無駄なくカットするには?
丸ごと白菜を購入したらまずは半分にカットして中心部分を切り抜きましょう。
こうすることで白菜の栄養をの損失を防ぐことができます。
・白菜の根元から10cmほどの中心に向かって切り込みを入れる
・切り込みに親指を入れ開くように割る
・外側も葉を使う時はざく切りにして中心部は細切りやそぎ切りにする
塩もみをするとGABAが増える
白菜は塩もみをするとうま味を増やすことができます。
塩もみすることで細胞が壊れて酵素が働きます。
また、1時間ほど放置するとコクやうま味のもとになるアラニンやGABAも大きく増えます。
GABAに関しては普通に食べるよりも6倍になるとされていますので塩もみはおススメの食べ方と言えます。
2分の1や4分の1にカットされた白菜は、中心部分が平の物を選ぶようにしましょう。
盛り上がっている物は、外側の栄養が中心に送られている証拠になります。
なので栄養素が損失している状態になるので白菜選びをする際は注意をしてみましょう。
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