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2021-01-28 (Thu) 11:45

ダイエットは何を食べるか以外も大事、時間栄養学

食べてはいけない魔の時間
ダイエットでは、一般的に「何をどれくらい食べるか」が問題とされています。

ですが。これ以外にも色々なことも大切だということが近年では分かっています。

いつ食べるか、どのくらいのスピードで食べるか、どんな順番で食べるか、など

これもとても重要でありこれは時間栄養学の考え方になります。

ポイントは体内時計の働きに合わせること、血糖値を急上昇させないようにすること

脂肪がつきやすい時間帯をさけること、空腹時に急いで糖質を摂らないようにすること

これらを考えて食事をすると効率よくダイエットできるようになります。

食生活チェック
□朝食を食べないことが多い
□夕食は毎日21時以降に食べる
□食べるのが早い
□いつもごはんやパンから食べている

これら1つでも当てはまる人は太りやすい食生活をしていると考えられます。

時間栄養学の3つのルール
時間
3食きちんと夕食は20時までに食べる
正しい時間に3食食べることで体内時計を整えてくれます。

また、脂肪を合成させる遺伝子であるビーマルワンは20時以降増えるので夜遅くの時間帯は太りやすくなります。

食べるスピード
早食いは肥満のもと、一口30回程度を目安に噛む
食事をして血糖値が上昇して満腹感を得るまで多少の時間がかかります。

早食いしてしまうと食べ過ぎてしまうのでゆっくりと食べると食べ過ぎを防ぐ効果があります。

また、血糖値の急上昇はインスリンの分泌を促して脂肪の蓄積も促してしまうこともか考えられます。

順番
野菜から食べて最後に白米を食べるといい
一番初めに野菜を食べることで血糖値の上昇を緩やかにしてくれるとされています。

血糖値の上昇を緩やかにすることで肥満の防止や食べ過ぎを防ぐ効果が期待できます。

初めに野菜を食べて、それから肉や魚などのおかずを食べて、最後に白米などの炭水化物食を食べると良いかと思います。


これらを気にするだけでもダイエットを効率よく進めることができます。

何をどれくらい食べるかももちろん大事なので量も気にするようにはしましょう。


体内時計をつかさどる、時計遺伝子とは?
2017年に時計遺伝子と言うタンパク質に関する発見をした人物がノーベル賞を受賞しました。

時計遺伝子は体内の時計を動かしていて日中は活動しやすいように体温や血圧をアが得たりしています。

夜はこれらを下げて眠りに導いてくれています。

また、時計遺伝子の一種であるビーマルワンには脂肪を合成させる働きがあり、活発になるのが20時以降とされていますので20時以降は太りやすい時間帯と言えます。



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2021-01-28

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