2021-01-06 (Wed)
10:25
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危ない食べ過ぎとは?
食べ過ぎと言っても、そもそも食べ過ぎとは一体どういうことなのでしょうか。
多くの人が持つイメージは、お腹がいっぱいで苦しいと言う状態かもしれません。
ですが、その苦しさが一時的なもので、たまたまその日だけ食べ過ぎたことによるのであれば大きな問題ではありません。
問題なのは、食べ過ぎ状態が継続し健康を害してしまうほどの食べ過ぎです。
危ない食べ過ぎには、直後に体調不良を引き起こすタイプとジワジワと身体をむしばむタイプがあります。
どちらの悪い食べ過ぎになるかは、元々の体質やその時の体調、また何を食べたかによっても変わってきますが、その危険性は誰にでもあると言う事です。
BMI25を超えると危ない
BMIとは、身長と体重から算出される値で世界的に使われている体格指数のことです。
健康診断にも利用されています。
BMI25以上は肥満と判定されるので25を超える場合は、食べ過ぎを自覚するべきかと思います。
標準はBMIが18.5~25未満とされていますので、まずは適正範囲になるように努めることが大切です。
また、BMIはあくまで一つの指標で絶対ではありません。
BMIだけでは、体脂肪率は考慮されていないのであくまで参考値として考えましょう。
そして、食べ過ぎだからといって必ずしも体重が増えるとは限りません。
体重が増えていなくても食べ過ぎになっていることもあります。
例えば、胃があれてしまいエネルギー不足になりやすいので頑張って食べている人
こういう人は、自分の胃腸の消化能力に対して食べ過ぎている状態ですので腸内環境を整えて胃腸の調子を整えることが先決かと思います。
食べ過ぎかどうかは自己判断になる
どれくらい食べたら食べ過ぎなのかは一概には言えません。
1日に必要なエネルギーは、年齢や活動量、体格などその人によって違います。
ですので自分が食べ過ぎているのかどうかは、胃腸の調子や体重を目安に自分で判断するしかありません。
また、適性体重を大きく超えてしまうのが食べ過ぎ状態になるので、体重が増えることが食べ過ぎとは言えません。
特に女性は、必要以上にやせた状態をキープしようとしますが、健康と言う観点から言うと食べ過ぎ同様、食べなさすぎの弊害も大きいです。
それを理解した上で自分にとって食事の適量を見極めることが大切です。
食べ過ぎてしまう人への対処法
食べ過ぎ防止として野菜をたくさん食べると言う方法があります。
確かにこの方法であれば食べ過ぎを防いでくれるでしょう。
ですが、タンパク質や脂質までも摂れなくなってしまう可能性もあります。
野菜をたくさん食べることは大事ですが、野菜ばかり食べるのは健康を害してしまうかもしれません。
問題は、糖質や脂質の過剰摂取なのでこれらの摂取量を控えるようにすると良いです。
甘い物を控えると言うのもいいですが、血糖値を上昇させることが満腹感を得る為には必要です。
血糖値の上げ過ぎはいけませんので適度に緩やかに上昇させるようにすると良いでしょう。
緩やかに上昇させるには、糖質単体ではなく、脂質やタンパク質、食物繊維と一緒に食べることです。
つまりバランス良く食べるようにすると自然と満腹を得やすくなります。
主食であるごはん、副菜である肉や魚、そして野菜を揃えてみると良いです。
食べ過ぎを防ぐ方法はバランス良く食べることが大事です。
糖質も身体にとって必要な栄養素ですので適量摂取することが最も大切です。
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