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2020-05-13 (Wed) 11:01

肘関節外側上顆炎、内側上顆炎

前腕の付着部である肘関節の外側上顆、内側上顆の炎症です。

成長期に生じる場合と成人に見られる場合があります。

成長期に見られるものは、骨の成長に筋肉の伸張が追い付かずに腱付着部にかかる負担が大きくなり疼痛を生じます。

外側よりも内側の方が痛みが強く、筋の成長が追い付いてくると疼痛は消えてきます。

成人に見られる場合、テニスやゴルフによって生じるテニス肘、ゴルフ肘とも呼ばれたりもします。

発症は男性よりも女性の方が多く、内側よりも外側の方が多くなります。

フォアハンドでは、屈曲回内筋群の起始部である内側上顆に生じ、バックハンドの場合は伸筋群の起始部である外側上顆に痛みが生じます。

発症は男性より女性の方が多く、内側よりも外側の方が多いです。

中高年の場合は、腱の変性によって疼痛を起こすこともあります。

症状
外側上顆炎
症状が強い場合はタオルを絞る動作で肘関節外側痛
手関節を背屈させる抵抗を加えると疼痛

内側上顆炎
前腕屈曲回内筋群の内側上顆の疼痛
前腕回外位で手関節を伸展させると疼痛

処置
RICE処置
前腕筋群のストレッチ
痛みがでる動作は中止

予防
前腕筋群のストレッチと筋力強化


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2020-05-13

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