2020-11-24 (Tue)
09:19
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DHAやEPAは魚を丸ごと食べれればOK
青魚に多く含まれるDHAやEPAが足りないとよく言われますが、魚を毎日丸ごと食べていれば特に問題ありません。
普段肉ばかりで魚をあまり食べない人は、不足している可能性が高いですので意識して食べるようにするといいです。
昔、グリーンランドに暮らすイヌイットが哺乳類であるアザラシを常食していたにもかかわらず心筋梗塞が非常にすくないことが注目されました。
調査をしたところアザラシには牛や豚にも見られないDHAとEPAが多く含まれていることが分か、これが心筋梗塞を防いでいるのだと言うことが分かったのです。
DHA、EPAは、不飽和脂肪酸でn-3系に分類され血流を良くし酸化を抑える作用があるとされています。
青魚に多く含まれ体内で合成することができない脂肪酸になります。
日々の食事で補う必要があり魚をあまり食べなくなった日本人に不足しているとよく言われる栄養素です。
だからと言ってサプリメントで補う必要もなく、日ごろから魚を食べるようにすれば問題ありません。
魚をあまり食べない人はサプリメントを使うのも一つの手ではありますが
サプリメントでDHA、EPAを摂取すると死亡率が高くなったという報告もあるようですので食事から摂取することが望ましいでしょう。
DHA、EPAは特にサバ、イワシなどの青魚に多く含まれています。
脂肪酸なので脂質の多い魚に多く含まれていますのでマグロでしたらトロの部分多く含まれています。
毎日魚を食卓に入れるようにしましょう。
グルコサミンは膝の痛みに効かない
グルコサミンやコンドロイチン、ヒアルロン酸を配合したサプリメントが人気があるようです。
これらの成分は、とくに関節内に多く存在しています。
変形性膝関節症で膝か痛い人に良いとされていますが、残念ながらサプリメントで関節の腫れや痛みが取れたと言うデータはありません。
グルコサミンに限らずにサプリメントは薬ではないので効果や効能はありません。
もし本当に効くのであれば薬になっているはずです。
プラシーボ効果以上は期待できません。
関節内の関節軟骨は、血管が通ってないので消耗品とされています。
一度すり減ってしまった軟骨は元に戻ることができません。
膝の痛みを軽減するには、周辺の筋肉を強化して関節に加わる負担を減らすことが大切と言えます。
痛みが出ない範囲で筋肉を鍛えるような運動を取り入れるといいでしょう。
また、肥満であればその分体重が膝に加わり負担がかかりますので、適性体重を保つことも大切です。
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