2020-10-19 (Mon)
12:04
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巷の健康情報が信じていけない理由
昔は常識でも今や非常識な常識もある
多くの人が信じている健康常識の中には、現代の医学において非常識と言えることが多くあります。
そして、常識として信じられていた期間が長ければ長いほどそのイメージを覆すのはとても難しいものです。
健康に良いどころかむしろ害になることもあるので最新の正しい知識、根拠を自ら得るように情報収集をすることが必要です。
数字には生活の質が反映されていない
1985年に厚生省が作った健康作りのための生活指針では、1日に30品目を食べることが推奨されていました。
ですが、2000年版ではその項目は削除されました。
その理由は、毎日30品目を食べるのは難しいからです。
また、30品目食べるとなると反対に食べ過ぎてしまうこともあるからです。
そして、数字ばかりに囚われていると健康の為に生きていることになりかねません。
自分の身体の声を聞こうとしない
例えば、食事は1日3食、食事の間隔は6時間空けると言うルールに縛られていると時間ばかり気にしてしまいます。
ですが、本当に大切なのは自分の身体の声を聞くことではないでしょうか。
時間に縛られてばかりでは、空腹を感じてお腹がグーっと鳴ったら食べると言う当たり前のことができなくなってしまいます。
時間に縛られずに身体の声を聞くことも大切かと思います。
食事は腹八分目が健康的は嘘?
腹八分目とかよりも空腹を感じたかが大事です。
腹八分目だろうが六分目だろうが、1日3食規則正しく食べていようが空腹を感じる前に食べるのは不健康の始まりとも言えます。
実は、傷ついた皮膚や粘膜、血管を修復するホルモンや遺伝子の修復に関わる遺伝子が活発に働くのは、空腹時なのです。
特にお腹が空いたわけでもないのに食事の時間になったら食事をするのを繰り返しているとそれらのホルモンや遺伝子が活動をしにくくなるので健康を維持するにはマイナスになるかもしれません。
このことから空腹の時間を作ることも大切かもしれません。
1日1回程度は空腹感を感じるくらいまで食事をしないようにすることを心掛けてみてはどうでしょうか。
決して満腹自体がいけないわけではなく、あくまで空腹とのメリハリをつけることが大事ということです。
お腹が空いたら食べると言う当たり前のことをしてみてはいかがでしょうか。
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