2020-10-18 (Sun)
19:37
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部分やせはあまり期待できません
お腹周りの脂肪を取りたい、二の腕の脂肪を取りたい、太ももを細くしたいなど
ある特定の部位だけやせたいと思っている人はとても多いのではないでしょうか。
お腹周りについてしまった脂肪を落とすには、腹筋運動をするといいと聞いたことがある人も多いかと思いますが、これで本当にお腹をやせることができるのでしょうか?
腹筋をすればお腹の脂肪が燃えそうな気はするかもしれませんが、残念ながら部分やせは期待できないでしょう。
身体の脂肪は、動かした部位ではなく全体の脂肪を使っています。
身体の脂肪は、動かした部位ではなく全体の脂肪を使っています。
腹筋をしたからと言ってお腹の脂肪が燃えているわけではありません。
脂肪は、まず始めに血液中の脂肪酸が燃焼され、それから体脂肪が燃えていきます。
内臓脂肪と皮下脂肪では、内臓脂肪のほうが燃焼しやすく皮下脂肪はなかなか燃焼しません。
体脂肪を効果的に燃焼させるには、有酸素運動と言われる運動が効果的とされています。
歩いたり走ったり、自転車や水泳などが効果的です。
時間は20分以上行うとより効果的に脂肪が燃焼されていきます。
運動時のエネルギーは糖質と脂質ですが、時間が長くなるにつれて脂質が使われる割合が大きくなっていきます。
なので有酸素運動は、ある程度長時間行った方がいいかと思います。
そして、有酸素運動は強度の設定が大事です。
運動の強度が高いと体脂肪はあまり使われません。
有酸素運動とは、簡単に言うと長時間持続可能な運動です。
長時間持続ができない運動では、糖質が主なエネルギーとして利用されます。
体脂肪を燃やしたいなら長時間持続可能な強度にしましょう。
目安として個人差がありますが心拍数が120~140程度なら効果的になるのではないでしょうか。
ややきついかなと感じる程度が良いです。
年齢を重ねると脂肪燃焼が遅くなる
有酸素運動での脂肪燃焼は、年齢と関係があると言われています。
年齢を重ねると脂肪燃焼が促進されるまでの時間が遅くなると言うデータがあるようです。
ですので年配者は、運動で脂肪が燃えにくいとも言えます。
ですが、有酸素系のスポーツ選手(マラソン、トライアスロン、水泳など)では、一般の人よりも早く脂肪が始まるようです。
日常的に有酸素運動を行っていれば、有酸素運動で脂肪は燃焼しやすくなると言うことです。
運動はやめてしまうとその効果は完全になくなってしまいますので、定期的に持続させることが最も大事です。
日常的に運動を是非取り入れていきましょう。
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