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2020-10-04 (Sun) 13:56

腎臓の病気に良い栄養

腎臓病は早期発見が大事
腎臓は体内の水分量を一定に保つように働いたり、有害物質を尿として排泄、血液中の成分を正常に維持すると言った働きをしています。

腎炎や腎不全などの病気になってしまうとこれらの働きに障害が出てきます。

腎炎には急性と慢性があります。

慢性腎炎には、急性腎炎が1年以上続いているものや自覚症状がないまま検診なのでタンパク尿が発見される場合があります。

慢性腎炎は、悪化してしまうと腎不全となってしまい尿毒症を引き起こすこともあります。

ですので早期発見と治療が大切です。

食事はタンパク質の摂取に注意が必要
腎炎や腎不全の場合は、低タンパク、高エネルギーの食品を摂取するように心掛けます。

大豆などで摂取すると効率よく摂れるかと思います。

腎臓の糸球体が壊れるネフローゼ症候群では、高タンパク質の食事が推奨されてきましたが、腎障害の心配があり良質のタンパク質を控えるように勧められています。

腎・尿管結石の場合も動物性タンパク質は結石を大きくする原因となるので控えるようにします。

結石のもとになるシュウ酸を多く含むホウレン草なども過剰にならないようにする必要もあります。

腎炎、ネフローゼ症候群でむくみがある時は水分制限をして、腎・尿管結石の場合は排泄濃度を下げる為に十分な水分を摂るようにしましょう。

腎臓と病気と症状に良いとされる食品
EPA
養殖はまち
きちじ
イワシ
うなぎの蒲焼

グリシニン
大豆製品
大豆タンパク質

マグネシウム
ごま
ピーナッツ
玄米
納豆
カキ

食物繊維
ライ麦
干し柿
えんどう
インゲン豆

腎炎
原因
β溶血性連鎖球菌の感染など

症状
タンパク尿、血尿、むくみ、高血圧など

ネフローゼ症候群
原因
腎炎、代謝異常、循環器系の病気などに伴い発症

症状
むくみ、倦怠感、高度のタンパク尿、低タンパク血症、高脂血症など

腎・尿管結石
原因
尿路奇形、尿路感染などによる尿の停滞、代謝異常、不適当な食事

症状
腎・尿管通、血尿

腎不全
原因
大きな外科手術や外傷によるショック、腎臓の病気が進行し腎臓が萎縮など

症状
食欲低下、吐き気、頭痛、神経痛、心血管症状など


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