2020-09-24 (Thu)
10:03
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身近な器官なので注意したい症状
目、耳、鼻、口はいずれも人の五感をつかさどる大切な器官です。
それだけに日常、これらの器官を酷使することにより様々な身体の不調を招くこともあるので注意が必要です。
目で身近な症状なのが目の疲れではないでしょうか。
目の痛み、かすみ、充血、涙目になるなどの症状があり頭痛や肩こりなどの原因になることもあります。
原因といてはOA機器などによる目の酷使や過労、睡眠不足などがあります。
耳の病気では、耳鳴り、難聴などがよく知られています。
鼻は、花粉症に悩まされている人が多いでしょう。
花粉症はスギなどの花粉によって引き起こされます。
口の病気では、口内炎や歯周病などが増えていますが、いずれも食生活の改善によってある程度の予防が可能です。
原因に合った治療と食生活が大切
疲れ目は、目薬を使うよりも必要な栄養素を摂取したほうが効果的です。
ビタミンAや体内でビタミンAni変わるβカロテン、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどが目の疲れやドライアイに良いとされています。
耳鳴りや難聴は、耳への血液循環が悪くなった場合などに起こりやすいと言われています。
ですのでビタミンEやEPAなど血液循環を良くする栄養素を摂取すると良いとされています。
花粉症は、ビタミンCやマグネシウム、DHAなどを摂取すると良いようです。
口内炎や歯周病にも各種ビタミン類が有効です。
食事はバランス良く摂取することが大切です。
目、耳、鼻、口の病気と症状に良いとされる食品と栄養素
ビタミンA
⇒レバー、あんこう、うなぎ、銀だら、卵黄
βカロテン
⇒かぼちゃ、にんじん、モロヘイヤなどの緑黄色野菜
ビタミンC
⇒じゃがいも、赤ピーマン、アセロラ、グァバ、イチゴ、レモンなどの野菜類や果物類
ビタミンE
⇒アーモンド、ニジマス、カボチャ、ベーゼルナッツ、うなぎ
マグネシウム
⇒ごま、ピーナッツ、玄米、納豆、豆腐、カキ、海藻類
EPA、DHA
⇒さば、いわし、うなぎ、トロ、養殖はまち、きさじ
花粉症
⇒ビタミンC、マグネシウム
口内炎
⇒ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE、食物繊維
歯周病
⇒ビタミンC、ビタミンK、カルシウム
疲れ目
⇒βカロテン、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、アントシアニン
耳鳴り、難聴
⇒EPA、DHA
疲れ目
原因
OA機器などによる目の酷使、過労、睡眠不足
症状
目の痛み、かすみ、充血など
耳鳴り、難聴
原因
耳管の炎症、血液循環不良、老化など
症状
実際にない音を感じる
耳の聞こえが悪く、特に高音が聞き取りにくい
花粉症
原因
スギなどの花粉、ハウスダスト、ダニなど
症状
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど
口内炎
原因
栄養の偏り、ストレスなど
症状
口腔粘膜の張れ、水疱、潰瘍ができる、しみる
歯周病
原因
歯垢や歯石などが葉肉に刺激を与えて炎症を起こす
症状
歯肉の化膿
歯がグラグラする、しみる
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