2020-09-23 (Wed)
10:07
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身体の中で最も重要な働きをする脳
人が会話したり身体を動かしたりするなど日常生活を送る上で最も重要な働きをするのが脳をはじめとする神経系です。
脳の神経細胞は身体の他の組織と違い数分以上無酸素状態になると血流が滞って細胞が壊死してしまいます。
脳は酸化ストレスにとても弱い組織です。
脳の病気には、脳卒中(脳出血、脳血栓、くも膜下出血、脳梗塞などが原因で起こる症状の総称)や認知症などがあります。
脳卒中は、過度の飲酒や過労などが原因で引き起こされることが多く、酸化ストレスによって血管が壊れてしまうと再生ができません。
なので予防することがとても大事です。
しかし、リハビリによって機能を回復することは可能です。
また、高齢者に多い認知症には、小さな脳梗塞を繰り返すたびに症状が進んでいく脳血管性痴呆や脳全体が委縮していくアルツハイマー型などがあり治療は大変困難となります。
脳卒中には食物繊維や魚介類を食べると良い
脳卒中や脳血管性認知症の予防には、塩分と脂肪の摂取を控えることが大事です。
食物繊維と魚介類を豊富にとるとコレステロールを下げる作用があるので脳梗塞の予防になります。
また、脳出血の場合はタンパク質、ビタミン、ミネラルなどをバランス良く摂取しましょう。
アルツハイマー型については、ビタミンE、ビタミンB1などが良いという説もあるようです。
食事はバランス良くが基本となります。
脳や神経系の病気に良いとされる食品
ビタミンB1
豚肉
うなぎの蒲焼
たらこ
ビタミンE
アーモンド
にじます
ベーゼルナッツ
うなぎの蒲焼
かぼちゃ
食物繊維
野菜類
キノコ類
納豆
果物
海藻類
脳梗塞
⇒食物繊維、EPA、DHA、タウリン、カリウム、ポリフェノール、セサミノール、大豆サポニン
脳血管性認知症
⇒食物繊維、EPA、DHA、コリン、ビタミンC、E、カテキン
脳出血
⇒食物繊維、EPA、DHA、タウリン、カリウム、ポリフェノール、セサミノール、大豆サポニン
アルツハイマー型認知症
⇒ビタミンE、ビタミンC
血栓を予防するとされる野菜
薬理効果の高い野菜
れんこん、アスパラガス、エシャロット、ししとう、セロリ、ねぎ、、さやいんげん、あしたば
青じそ、ホウレン草、ニラ、玉ねぎ、カブ、パセリ、トマト
やや効果の高い野菜
春菊、わけぎ、にんじん、大根、あさつき、チンゲン菜、貝割菜、ピーマン
効果のある野菜
もやし、ブロッコリー、グリンピース、大根、三つ葉、カボチャ、さやえんどう
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