2020-09-13 (Sun)
13:44
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アブラナ科の野菜にはフィトケミカルが豊富
アブラナ科の野菜には、ブロッコリーやキャベツ、芽キャベツ、カリフラワーなどがあります。
カロテノイドやフラボノイド、インドール類、イソチオシアン酸、イオウ化合物、テルペン類、フェノール類、クマリン、グルカレートなど、様々な抗がん作用のあるとされるフィトケミカルが多く含まれています。
アメリカの国立がん研究所を中心に進められているがん予防を目的とした研究、デザイナーフーズ・プログラムでも発がん抑制効果が高いということでキャベツやブロッコリーなどのアブラナ科の野菜が上位を占めています。
乳がんを予防するとされるインドール類
インドール類は、アブラナ科の野菜に多く含まれています。
インドール類には発がん物質を無毒化する働きがあるとされていて
遺伝子のダメージを抑制したり腫瘍を縮小してがんを防ぐ大きな効果があるとされています。
また、免疫機能を強化、女性ホルモンのエストロゲンの過剰な作用を抑制する働きがあり乳がんの予防に良いとされています。
強力な抗がん作用があるとされるイソチオシアン酸類
イソチオシアン酸に分類される物質には、イソチオシアネート、スルフォラファン、フェニルイソチオシアネート、アリルイソチオシアネート、、インドールイソチオシアン酸などがあります。
イソチオシアン酸は、DNAの損傷を抑えたり、がんの原因となる酵素の働きを阻害してがんを防いでくれます。
ラットを使った実験でブロッコリーの抗がん作用については確認がされているようです。
イソチオシアン酸類の一種であるスルフォラファンには、発がん物質が細胞内に侵入するのを防げる働きがあるとされています。
スルフォラファンはブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトに多く含まれています。
ブロッコリーの新芽には、成熟したブロッコリーの20~50倍のスルフォラファンが含まれています。
ブロッコリースプラウトを積極的に食べると効率よく摂取できるかと思います。
また、わさびに含まれる刺激成分のアリルイソチオシアネートには強力な抗菌作用があり食中毒から身体を守ってくれます。
わさびもアブラナ科の植物です。
アブラナ科の野菜
ブロッコリー
キャベツ
ケール
カリフラワー
ビタミンとミネラル
ビタミンA
ビタミンC
ビタミンE
葉酸
セレニウム
⇒抗酸化作用
フィトケミカル
カロテノイド
クマリン
フラボノイド
インドール
イソチオシアン酸
ポリフェノール
テルペン
など
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↻2020-09-13