2020-09-11 (Fri)
13:58
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エストロゲンに似た構造を持つイソフラボン
イソフラボン類には、ゲニステイン、ダイゼインなどがあり体内に入ると女性ホルモンのエストロゲンに似た作用をします。
イソフラボンは、大豆勢品に多く含まれています。
エストロゲンの減少から起こる女性の更年期の不定愁訴を緩和するとされています。
また、骨粗鬆症の予防にも良いとされています。
骨粗鬆症は女性ホルモンと関係があり女性ホルモンの分泌が低下することで骨が脆くなるからです。
骨粗鬆症を防ぐには、1日50mg程度のイソフラボンを摂取すると良いと言われています。
豆腐なら半丁、納豆なら1パックですので毎日この程度なら摂取するようにするといいと思います。
イソフラボンの摂り過ぎは、男性の女性化乳房やがんの原因にもなるとされていますので過剰摂取はしないようにしましょう。
乳がんや前立腺がんを防ぐ効果も
前立腺がんは、男性ホルモンの分泌過剰から起こり、乳がんは女性ホルモンが関係しています。
イソフラボンは、これらのホルモンの働きを抑制して前立腺がんや乳がんを防ぐとされています。
また、イソフラボンの一種であるゲニステインは、細胞ががん化して増殖する時に活発に働く酵素、チロシンキナーゼの作用を抑制してがん細胞の増殖を抑えてくれます。
また、イソフラボンには、がん細胞の血管新生を抑える働きもあるとされています。
血管新生が抑制されるとがん細胞は栄養の補給が絶たれる為に増殖することができなくなります。
目に良いとされるアントシアニン
アントシアニン類は、青紫色の色素でクリサンテミン、クロスミン、プロアントシアニジンなどがあります。
ブルーベリーやブドウ、ナス、紫いも、黒豆などに多く含まれています。
アントシアニンは、目の網膜を活性酸素から守ってくれるとされ毛細血管を強化し血行を改善してくれます。
眼精疲労などに良いとされています。
アントシアニンは、特にブルーベリーの皮に多く色の濃い物ほどたくさん含まれています。
安定もしているので加熱しても壊れることはありませんのでジャムにして食べても摂取できます。
また、目に対する効果は食用のブルーベリーよりもサプリメントの原料として使われている野生種のブルーベリーの方が有効です。
野生種のブルーベリーの方がアントシアニンの種類や含有量が豊富な為です。
アントシアニンに関しては、サプリメントのほうがいいのかもしれません。
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