2020-09-04 (Fri)
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若々しい身体を保つのに役立つ
コンドロイチン硫酸は、ムコ多糖類の一種です。
もともと角膜、軟骨、骨、皮膚など人体の中に多量に存在しています。
コンドロイチン硫酸は、あらゆる組織細胞の働きを円滑にする円滑湯として重要な役割を担っています。
コラーゲンとともに結合組織を構成して細胞に保水性や弾力性を与える、血液から栄養素や酸素を細胞に取り込む、老廃物を排出するなど様々な働きがあります。
関節にも良いとされいるので変形性膝関節症の改善にも良いとされ身体を若々しく保つのに役立ちます。
コンドロイチン硫酸は、成長期には体内で生成されるのですが加齢とともに合成能力が落ちていきます。
中高年になると必要容量の20分の1程度しか作られなくなってしまうと言われています。
その結果、関節の軟骨がすり減って関節痛や腰痛、五十肩などが起きたり肌のハリが失われたりしシワができたりなどになりやすくなります。
老化の原因は、様々ありますがコンドロイチン硫酸の合成力の低下も一つの要因として考えられます。
免疫機能を強化してがんを予防するかも
コンドロイチン硫酸には、免疫機能を強化する働きもあるとされています。
ですので自然治癒力を高めてがんや慢性疾患、感染症などにもいいと言われています。
また、カルシウムの吸着・吸収を助けて骨に柔軟性を与えてくれるので骨粗鬆症の予防にも良いとされています。
さらに神経系の結合組織にも働きかけ神経線維に加わる刺激を和らげるとともに痛みを起こす物質を除去して神経痛を改善してくれます。
コンドロイチン硫酸を摂取るには?
コンドロイチン硫酸は、納豆、オクラ、やまいも、海藻、なめこ、フカヒレなどのネバネバした食品に含まれていますが、量的には少なく、効率よく摂取するのは難しいと言えます。
それに、口からの摂取してもコンドロイチン硫酸の状態で吸収できるわけではありません。
ムコ多糖類は、糖タンパク質なので消化されると糖質とアミノ酸に分解されて吸収されると考えられます。
吸収された糖質とアミノ酸が、再びムコ多糖類に合成されとは限りません。
何に利用されるかはわかりませんので食品から摂取しても意味はないのかもしれません。
これは健康食品であるサプリメントも一緒です。
食べて摂取するという考えは意味がないのかもしれません。
コンドロイチン硫酸の主な働き
新陳代謝を活発にして老化を抑制
がんの予防
難聴の改善
骨粗鬆症の予防
腰痛や関節痛、五十肩を予防
疲労回復
肌のハリを保つ
血液循環を改善し動脈硬化や高血圧を予防
目の老化を予防
腎炎、ネフローゼの症状を改善
リウマチや神経痛の症状を改善
更年期障害を改善
炎症を抑える
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