2020-08-26 (Wed)
11:29
✎
交感神経抑制作用で生活習慣病を予防・改善する
タウリンは、アミノ酸の一種です。
タウリンには、交感神経抑制作用があります。
食塩の摂り過ぎが原因で起こる高血圧を改善する作用があるとされています。
また、血圧を正常に調整し血中コレステロール値を下げて善玉コレステロールを増やすともされています。
ですので高血圧が原因で起こる脳卒中や動脈硬化症、高コレステロール血症、心不全、心臓病などを予防に役立ちます。
肝臓の機能を高めて解毒作用を強化
タウリンは、肝機能の向上にいいとも言われています。
肝機能を高めて肝臓の解毒作用を強化してくれます。
なのでアルコールを多量に飲む人にも良いと言えます。
二日酔いの予防にも効果を発揮してくれるかと思います。
タウリンは、肝臓での胆汁酸の分泌を促進し幹細胞の再生を促して細胞膜を安定させる作用があります。
胆汁酸には、コレステロールの排出を促す働きがあります。
体内のコレステロールを減少させてコレステロールが原因となって起こる胆石症を防いでくれます。
そのほかにも気道の収縮を抑制する為に気管支ぜんそくに効果があったり腸内の蠕動運動を盛んにして腸内細菌(悪玉)の異常繁殖を予防する作用もあるとされています。
整腸作用も期待できます。
タウリンは、滋養強壮栄養ドリンクに含まれている成分でもあります。
栄養ドリンクの場合は、色々な成分が含まれ添加物も多いので食品から摂取する方が良いかと思います。
効率よく摂取するには魚介類を食べること
タウリンは魚介類に多く含まれています。
たこやいか、ホタテ貝などの魚介類を食べることでタウリンを摂取することができます。
タウリンはコレステロールを下げる作用があります。
通常の範囲内で食べている限りコレステロールの過剰摂取を心配する必要はないかと思います。
コレステロールは、食事の影響はほぼないとされましたので、食事からのコレステロールはあまり気にしなくても大丈夫かと思います。
するめいかの表面の白い粉がタウリンですのではたいてしまわないようにして一緒に食べましょう。
また、サバやいわしなどは、身よりも血合い部分にタウリンが豊富に含まれています。
サバでは身の15~16倍、いわしで5~6倍です。
タウリンだけでなく鉄やビタミンA、ビタミンB群、Dも多く含まれている部分でもあるので血合いを残さないようにすると効率よく摂取できます。
タウリンを多く含まれる食品
さざえ
とこぶし
ホタテ貝
ハマグリ
たこ
- 関連記事
スポンサーリンク
↻2020-08-26