2020-07-30 (Thu)
09:16
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脳のエネルギー源は糖質
糖質は三大栄養素の一つで身体のエネルギー源となります。
糖質は、体内に吸収されるとブドウ糖に変わって利用されます。
特に脳や神経系や赤血球、筋肉などのエネルギー源として重要です。
脳には、ブドウ糖を蓄えることができませんので毎日摂取する必要があります。
最低でも100g以上は摂るようにすることが大事と言えます。
過剰摂取は糖尿病や肥満の原因に
糖質は過剰摂取になりやすい栄養素と言えます。
糖質の過剰摂取は、糖尿病や肥満などの生活習慣病の原因となります。
吸収されたブドウ糖は、グリコーゲンとして肝臓や筋肉にある程度蓄えられますが
余分な分は、脂肪に変換されて体脂肪として蓄積されてしまい肥満の原因となってしまいます。
糖尿病や脂肪肝、動脈硬化などを引き起こすこともありますので過剰摂取には注意が必要です。
特に砂糖などの吸収の早い糖質は糖尿病の原因となるので注意しましょう。
糖質質には種類があり多糖類であるデンプンやブドウ糖などの単糖類、二糖類などがあります。
特に過剰摂取に注意が必要なのは消化吸収の早い糖質で血糖値を急激に上げてしまうような糖質です。
簡単に言うと甘い物です。
甘い物は食べ過ぎないようにしましょう。
ブドウ糖(グルコース)
単糖類でブドウ糖は自然界で一番多く存在する糖質です。
デンプンは、ブドウ糖が多数結合している多糖類です。
ブドウ糖は、血液中に血糖として約0.1%含まれています。
糖質は体内では全てブドウ糖になって利用されます。
疲れた時にブドウ糖を摂ると良いとされています。
ショ糖(シュクロース)
ブドウ糖と果糖が結合した二糖類です。
砂糖の99%はショ糖で砂糖はショ糖のことです。
小腸でブドウ糖と果糖に分解されて吸収されます。
果糖は肝臓でブドウ糖に変換されます。
麦芽糖(マルトース)
ブドウ糖が二つ結合した二糖類です。
麦芽やみずあめに多く含まれショ糖槍も甘みが少なくあっさりしています。
つゆが出るのでお菓子屋ジャム、つくだ煮などに用いられます。
果糖(フルクトース)
果物に多く含まれている単糖類です。
糖質の中ではもっとも甘みが強いのが特徴です。
果糖はあっさりした甘みで水にもよく溶けます。
果糖は、中性脂肪になりやすいので摂り過ぎは注意が必要です。
乳頭(ラクトース)
乳頭はブドウ糖とガラクトースが結合した糖質で牛乳に含まれています。
甘みが少なく感度は所との5分の1です。
乳児では消化酵素のアミラーゼが分泌されないのでデンプンを消化できません。
その為乳頭はエネルギー源として重要となります。
乳頭は乳酸菌の栄養源ともなり乳酸菌を増やしてくれます。
カルシウムやマグネシウムの吸収を促してくれます。
牛乳を飲むとお腹が痛くなる人もいますが、これは乳糖不耐症です。
乳糖はラクターゼという酵素によって消化されますが、ラクターゼが少なく上手く乳糖を分解できずに消化不良になりお腹が痛くなります。
ヨーグルトなどの発酵食品であれば、乳酸菌によって乳頭がある程度分解されているので牛乳がダメでもヨーグルトは平気と言うこともあります。
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