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2020-07-25 (Sat) 13:38

貧血の予防に銅、糖代謝を改善するクロム


ヘモグロビンの合成助け骨や血管壁を強くする
貧血と言うと鉄不足を思い浮かべる人が多いかと思いますが銅も関係があります。

赤血球中にあるヘモグロビン量は、鉄が不足すると低下してしまうので貧血に繋がります。

銅は、鉄とヘモグロビンを結びつけるのに必要なミネラルになります。

なので鉄が十分にあっても銅が不足していると鉄とヘモグロビンが結びつかなくなるので貧血になってしまいます。

貧血の予防には鉄だけではなく銅も必要になるのです。

また、銅を含む酵素は、コラーゲンの生成に働き骨や血管壁を強くしてくれます。

欠乏するとメラニン色素の生成に支障
銅はメラニン色素を作るのに必要な酵素にとって不可欠なものです。

ですので銅が不足すると髪の毛や皮膚の色が抜けたり、髪の毛がちぢれたりしてしまいます。

そして、コラーゲンの生成に支障をきたし骨粗鬆症や動脈硬化などが起きやすくなります。

普段の食事せ過剰に摂取することはありませんが、まれに銅の容器による酸性食品の保存・調理で急性中毒を起こることもありますので注意が必要です。

銅の働き
ヘモグロビンの合成を促進させる
鉄の吸収を助ける

銅を多く含む食品
ほたるいか
牛レバー
しゃこ
カシューナッツ
豚レバー


クロム

糖尿病や動脈硬化、高血圧を予防
クロムは、肝臓、腎臓、血液、脾臓に存在しています。

クロムはインスリンと結びついて血糖値を下げる働きをしています。

糖代謝の改善に役立ちます。

インスリンは、吸収された糖質を体内に取り込む働きをし血糖値が上昇した際に分泌されます。

クロムはインスリンの働きを助けてくれますので糖尿病の予防に繋がります。

また、脂質の代謝を活発にし血液中の中性脂肪やコレステロール値を下げてくます。

動脈硬化や高血圧の予防に貢献すると考えられます。

クロムは、穀類、肉類、魚類など幅広い食品に含まれていますので不足することはまずありません。

過剰摂取も普通に食事をしていれば心配はありません。

環境汚染で知られる六価クロムは酸化力が強く有害です。

クロムの主な働き
インスリンと結びついて血糖値を下げる
血液中の中性脂肪やコレステロール値を下げる

クロムを多く含む食品
ザーサイ
牛そともも
わかめ
あおのり
干しひじき


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2020-08-25

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