2020-05-12 (Tue)
19:32
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踵から前足部に走る足底筋膜が踵骨と付着する広い帯状の結合組織の炎症や損傷です。
代表的なランニング傷害の一つでもあります。
急なトレーニング量の増加や硬い路面でのランニング、足部のアライメント異常によって起こりやすくなります。
痛みを無視して運動を続けていると踵骨の疲労骨折へと発展することもあります。
症状
痛みは通常の足の裏に感じ足底筋膜の踵骨付着部周辺に痛みが生じる。
痛みで前足部の接地が困難になる場合もある。
この障害の特徴としては、起床時や長く休んだ後に痛みが強くなる。
処置
トレーニング後に20~30分RICE処置
円状の氷を用いて痛みのある部位に円を描くようにアイスマッサージを行う。
足底のテーピングをする。
予防
足底筋膜炎では、足底部への過剰な衝撃が問題となる。
その為硬いサーフェス上でのランニング、運動、体重増加後の運動開始時にも注意が必要。
トレーニングプログラムは漸進的に増加させ過度な負荷が足底部にかからないように考慮する。
足底部、下腿の筋のストレッチを十分に行う。
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