2020-07-13 (Mon)
14:31
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パラアミノ安息香酸
体内での葉酸合成に不可欠の成分
パラアミノ安息香酸は、葉酸を構成する成分の一つです。
葉酸は核酸の合成に関わり細胞を新しく作り、発育を促してくれます。
また、赤血球を作って貧血を予防する働きがあります。
貧血の予防や成長の促進の為に葉酸の摂取量を増やしたい人は、パラアミノ安息香酸をできるだけ多くとると効果的です。
腸内細菌の繁殖を活発にする
ビタミンB群は腸内細菌によって合成されます。
パラアミノ安息香酸は腸内の有用菌の繁殖を良くしてくれます。
パラアミノ安息香酸を摂取するとビタミンB群を摂取したことになるとも言えます。
ただし、抗背物質やピルの常用者は腸内細菌の状態が悪くなるのでこの効果はあまり期待しない方がいいです。
パラアミノ安息香酸を多く含む食品
レバー
鶏卵
牛乳
玄米
小麦胚芽
ビタミン様作用物質
ビタミンB13(オロット酸)
葉酸やビタミンB12の代謝を助ける作用があります。
また、肝臓の傷害や早すぎる老化を予防する働きがあるとも言われています。
しかし、その他の体内での働きや欠乏症については不明点が多く所要量も決められていません。
ビタミンB13を多く含む食品
根菜類
小麦胚芽
ビール酵母
ビタミンB15(バンガミン酸)
抗酸化作用がありビタミンAとEと一緒に摂ると効果的です。
細胞の寿命を伸ばしたり肝臓の機能を高めたり、肝硬変の予防、疲労回復、免疫機能の向上にも期待されています。
ビタミンB15を多く含む食品
無製白の穀類
かぼちゃの種
ゴマ
ビール酵母
ビタミンB17(レートリル)
あんずの種から発見された物質です。
抗がん作用として治療薬として認めている国もあるようですが、効果については確定されていません。
抗がん作用は、ビタミンB17に含まれているシアン化合物にあるとされていますが、シアンその物が毒性物質の為多量に食べると危険だとされています。
ビタミンB17を多く含む食品
あんず
さくらんぼ
りんご
びわの菜
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