2020-07-05 (Sun)
13:39
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エネルギー代謝に関わり抗ストレスに働く
私たちの身体は、ストレスが起きると副腎皮質ホルモンが分泌されストレスに対処するように働きます。
この時、副腎の働きを支えて副腎皮質ホルモンの分泌を促すのがパントテン酸です。
ストレスが多い現代人にはとても大切な栄養素と言えます。
疲れやすい、怒りっぽい、風邪を引きやすい、眠い、、
これらはストレスと緩解があるので悩んでいる人はパントテン酸を意識してみるといいかもしれません。
日ごろからストレスを感じている人は、意識して摂取をしてみましょう。
また、パントテン酸は三大栄養素である糖質、脂質、タンパク質をエネルギーに変える時にも必要不可欠な栄養素でもあります。
パントテン酸は、糖質であるグルコースからのアセチルCoAの生成に関係しています。
パントテン酸が不足するとアセチルCoAが不足してしまいます。
それによってアセチルコリンやステロイド性のホルモンの生成が低下してしまうことが考えられます。
アルコール、コーヒーをたくさん飲む人は注意
パントテン酸の名は、広くどこにでもあると言うギリシャ語から来ています。
その名前の通りありとあらゆる食品に含まれています。
また、私たちの腸内細菌によっても合成されます。
なので基本的に不足することはありません。
極端に栄養状態が悪くならない限り欠乏症の心配もありません。
ですが、普段からアルコールやコーヒーをたくさん飲む人はパントテン酸が消耗しやすくなっています。
また、抗生物質を常用している人は腸内細菌からのパントテン酸供給ができなくなってしまいます。
そのような場合は、食事からしっかりと摂取する必要があります。
過剰症の心配はないとされていますのでたくさん摂っても問題はないと思われます。
パントテン酸を多く含む食品
鶏レバー
豚レバー
牛レバー
子持ちカレイ
にじます
など
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