2020-07-04 (Sat)
15:04
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糖質、脂質の代謝を促進し成長を助ける
ビタミンB2は、糖質、脂質、タンパク質の代謝に関わっているビタミンです。
三大栄養素の代謝に関わっているので運動をしたり活動量が多くエネルギー消費が多い人は、必要量が増加しますので特に大切です。
不足すると糖質、脂質、タンパク質の代謝が円滑にできなくなってしまいます。
スポーツをしている人は。不足しないように意識して摂取するようにしましょう。
スポーツをしている人以外にも特に妊娠中の女性や成長期の子供は気を付けて摂取する必要があります。
皮膚や粘膜のトラブルの原因にもなる
ビタミンB2が不足すると皮膚や粘膜が敏感になります。
皮膚や粘膜の健康にも関わっています。
不足すると口内炎や口角炎、口唇炎ができやすくなり肛門や陰部ただれやすくもなります。
口内炎や口角炎で悩んでいる人はビタミンB2が不足しているのかもしれません。
また、目が充血したり肌荒れや髪の毛が痛んだり脂漏性皮膚炎もビタミンB2の不足と考えられます。
ビタミンB2は水溶性のビタミンですので過剰分は体外に排泄されます。
基本的に過剰摂取による危険はないとされていますが、1日30mgの投与により吐き気、嘔吐になるとの報告もあるようです。
過剰症は普通に食事をしている場合は、まず心配はありません。
サプリメントなどを使う場合は注意が必要です。
効率よく摂取するには?
ビタミンB2は、熱に強いですが光に弱いと言う特徴があります。
加熱調理では、栄養素はあまり減少しませんが、光の当たる場所に置いておくと栄養素が減少してしまいます。
保管は、直射日光は避けて冷暗所で保存をするといいです。
例えば、最近はあまり見ませんが牛乳なら透明な瓶よりも紙パックの方がいいです。
納豆にはビタミンB2が豊富
ビタミンB2は、主に動物性の食品に多く含まれていますが、植物性では納豆にも多く含まれています。
実は大豆自体にはビタミンB2はあまり含まれていません。
大豆ではなく納豆菌によってビタミンB2が作り出されています。
また、乳製品や卵なども効率のいい摂取方法です。
牛乳500ml、卵1個、納豆1パックがあれば1日の所要量をほぼ満たすことができます。
また、他にビタミンB2を多く含む食品は、やつめうなぎ、豚レバー、牛レバー、鶏レバー、うなぎの蒲焼などに多く含まれています。
卵やレバーには、様々な栄養が含まれとても栄養豊富な食品です。
毎日食べたい食品と言えます。
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