2020-06-30 (Tue)
09:05
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私たちが生きていくには、身体を作り活動する為のエネルギーが必要です。
生きていくために必要な物質を食べ物から私たちは補っています。
栄養成分とは、食べ物に含まれる成分で身体をつくるのに必要不可欠な物のことです。
栄養成分のなかで炭水化物、脂質、タンパク質は大量に必要な栄養素であり、これらを三大栄養素と言います。
三大栄養素がスムーズに働くうえで少量ながらも必要なビタミンやミネラルを加えて五大栄養素と呼ばれます。
それぞれの摂取量が制定されています。
また、このほかにもポリフェノールをはじめとした抗酸化物質やオリゴ糖、タウリンと言った機能性物質、にんにくなどに含まれるアリシンのような特殊成分も栄養素ではありませんが注目されています。
このように考えると、食べ物にどのような栄養素が含まれ身体にどのような役割があるのか知ることは、私たちの健康にとって欠かすことのできない大切なことと言えます。
食品の組み合わせや調理方法で吸収率が変わる
食べ物を食べることでそこに含まれている栄養素を身体に取り込むことができます。
しかし、含まれている栄養素が全て体内に吸収できるわけではありません。
ですので吸収率を高める為に様々な食品の組み合わせや調理の仕方が考えられています。
例えば、にんじんにはベータカロテンが多く含まれています。
カロテンは、脂溶性なので油に溶けやすい性質を持っているので油と一緒に摂取すると吸収率が高くなります。
生で食べるよりも炒め物やソテーにすると良いです。
水に溶けやすい性質を持っている水溶性ビタミンを多く含む食品を使う場合は、水に長時間つけておくだけで栄養素が流れてしまいます。
また、新鮮な野菜に比べて常温で一週間貯蔵した物はビタミンCが50%減少すると言われています。
できる限り効率よく栄養素を摂取するには食品の組み合わせや調理法、保存法などを考える必要があります。
サプリメントは補助
サプリメントとは栄養補助食品のこと薬ではありません。
何の規制もないのでスーパーやコンビニなどで誰でも気軽に買うことができます。
サプリメントは、ビタミン剤などの医薬品とは異なります。
目的の栄養素だけでなく他の栄養素も同時に摂取できるので薬が苦手は人でも手軽に利用されています。
ただし、医薬品は成分の含有量やの味方、使用上の注意点が明記されていますが、サプリメントは個人の好みで決められています。
サプリメントに期待してそれに依存した食生活はとても危険です。
あくまでサプリメントは栄養補助食品です。
栄養素は普段の食事から摂る事を基本として、どうしても足りない栄養素を補う為に利用しましょう。
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