2020-06-25 (Thu)
10:46
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仕事をスムーズにこなす為にも職場の人間関係を良好に保つことが必要です。
その為には、上司と上手く付き合わないといけません。
上司と上手く付き合うその為の必要なスキルが迎合が有効です。
迎合とは、特定の相手の好意を得る言語のことで、簡単に言うとゴマすりのようなものです。
ゴマすりと言うとあまり良いイメージは良くなく
そんな姑息なことをしたくないと思う人もいると思いますが、
円滑なコミュニケーションをするには有効な手段になるのは事実です。
それにより上司と上手く付き合っていけるなら積極的に活用した方が得策とも言えます。
心理学では迎合による行動には、
ほめたり称賛する賛辞
自分を卑下して相手を持ち上げる卑下
相手に喜ばれるように気配りをする親切
という4つの種類があります。
ただ迎合を行うにも注意点があります。
あまりにも大げさな迎合は嫌みになってしまうので状況に応じてさりげなく使い分けることが大切です。
自分の同じ意見の人は好印象
人は、自分と同じ意見を持つ人に好意を持ち評価する傾向があります。
これを一致効果と言います。
アメリカの心理学者ジョナサン・コーラーによる説です。
職場の上司や取引先の相手に好かれたいと思うのであれば、その相手にとって好ましい人物であることをアピールすることが大切です。
相手が嫌がる発現は避けて相手の意見に賛同します。
相手の意見を受け入れるようにすると相手の信頼を得ることができます。
ただし一致効果が有効なのは、比較的関係が浅い時です。
付き合いが長くなってお互いの人となりが分かっている状態で
何でも同意したりしてしまうと後で意見を変えたりするときに信用を失ってしまいます。
長く良好な関係を築くには好意を示すことやアサーションによるコミュニケーションを取り入れるのも良いです。
好感度は数よりもマッチ度が重要
心理学者のバーンは同意見数と好感度尾関連を調べる実験をしました。
その結果、同意見の数の多さよりも同意見の比率の方が好感度に影響しました。
好感を得るには、数よりもどのくらい意見が一致したかマッチ度が重要ということです。
また、実験によると意見が同じでも相手が自分に好意を持っていないと分かると人は好意を抱きません。
一方で例え意見が異なっても相手が自分に好意を持っていると分かれば相手に好意を持つようです。
権限のない上司でも取り入るのか?
上司に取り入るのは、多くの場合は自分の評価があがるなどの見返りがあるからします。
では、何の見返りがない上司が相手の場合は人はどうするのでしょうか。
実験によると権限があり人間関係重視型の上司の場合には取り入る人が多く
業績重視型の上司の場合には取り入る人は少なかったそうです。
自分の利益にならない上司には取り入らないと言う人が多いようです。
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