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2020-06-18 (Thu) 08:53

物への執着は男女差がある、コレクターは男性が多い

何か物を買う時は、男女差がでます。

物への執着心や価値観は、男女差がありいわゆるコレクターと呼ばれる人は男性に多いです。

プラモデル、フィギュア、美術品、腕時計やカメラなどの実用品でさえも

使う目的よりも買って眺めて楽しむと言う目的で購入をする傾向があります。

このような人は圧倒的に男性の方が多いです。

女性はブランド品やレア物が好きですが、あくまで使う目的で物を購入する傾向にあります。

女性は、ブランド品を身に付けて周囲の人に自慢したいと言う欲求が強いのです。

女性は日常で使う物、男性は感情移入した物を買い集める傾向にあると言えます。


男性は目標を達成したい傾向にある

男性にコレクターが多いのは、心理学的に言うと

同属優越感、完全主義、強迫観念と言う3つの要素が関係しています。

同属優越感とは、同じ趣味を持つライバルに対するもので相手が持っていない超レア物を手に入れて優越感にひたりたいと思うことです。

完全主義とは、アイテム全種類をもれなくそろえたいと思うことです。

全種類をコンプリートしてこそ真のコレクターだと思っているのです。

その結果、わきあがってくるのが強迫観念です。

全てを集めるまでどうしても集めるまでやめられない

もう十分集めたし、買うのをやめようと思っていてもあつ1つでコンプリートできるとか、新製品が出ると買わずにはいられなくなるのです。

このように男性は、女性のように使うから買うのではなくて達成動機によって突き動かされて収集する傾向が顕著に見られます。

さらにコンドル効果によって今更後には引けないと思いこむことも大きく影響しています。

コンドル効果とは、音速旅客機コンドル開発には膨大な投資がなされ、そのまま継続すれば大損失になるとわかっていても途中で中止ができない

こういうジレンマを生む状態のことを言います。

その為、コレクターをやめるのにはかなりの勇気と決断が必要と言うことになります。


コレクターを動かす3つの心理

同属優越感 ⇒ 他の人よりも良い物が欲しい
多少高くてもレア物を手に入れるなど同じ趣味嗜好を持つ人たちよりも自分の方が良い物を手に入れたと優越感を感じたい。

完全主義 ⇒ コンプリートしたい
シリーズものやセット物は、一つ残らず全て集めたい

強迫観念 ⇒ 集めないと不安で気が済まない
集めるからには、全て集めなくては と思う。
自分でもやめようと思っていても頭から離れずに集めずにはいられない。





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2020-06-18

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