2020-06-11 (Thu)
10:58
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人は何か心配事や不安がある時、ストレスを感じた時に無意識に自分を慰めたり落ち着かせたりする行動をします。
これを自己親密行動と言います。
例えば、赤ちゃんや小さい子供は、不安を感じると母親のおっぱいを吸ったり抱っこしたり、頭をなでててもらうことで安心できるのですが、大人も基本的には同じなのです。
大人の場合は、自分で無意識にしているため、それが癖となっています。
ただし癖は、退屈している時や嘘をついている時にも見られます。
よく見かける癖にもちゃんと理由がある
誰にでも1つくらい何かしら癖があるものですが、他人がしていると気になるかと思います。
その無意識に行っている癖の行動にもちゃんとした理由があります。
貧乏ゆすり ⇒ ストレスを軽減させる
緊張していたりイライラしている時に出ます。
これは振動を脳に伝えることによってストレスや緊張を軽減させています。
髪を触る ⇒ 不安を感じている
頭をなでてもらう代償行為です。
不安感があり誰かに甘えたいという依頼心が強い状態です。
退屈をしている場合や意中の人を前にして性的興奮が高まり、自己意識が高まっている場合にも見られます。
頭をかく ⇒ フラストレーションを感じている
強いストレスや不安からくる自傷行為です。
自己中心的で完璧主義な傾向にあります。
髪を抜いたり爪を噛んだりするのも同じです。
唇をなめる ⇒ 緊張している
唇は緊張していると乾燥してきます。
また、口唇欲求の表れでもあります。
舌を出すのは、照れ隠しや邪魔されたくないと言うサインです。
タバコを吸う ⇒ 安心したい
緊張感やストレスを感じていて母親の乳房を吸う時の安心感を得る為です。
唇に触る人や間食が多い人、ガムをかむ人も同じです。
タバコは母親の乳房替わりに吸っているのかも
フロイトは、人の心の無意識を発見し無意識の中にあるリビトーと言う性的な欲求の存在に注目しました。
心理学でタバコの話をする際によく引き合いに出されるのが、フロイトの口唇期です。
人は、ストレス解消や気持ちを落ち着かせる為にタバコを吸うのは、
誕生~18か月の間の口唇行動の代わりだと言うものです。
母親の乳房を口にすることで安心していた行動の代わりでタバコも自己親密行動の一種と言うわけです。
タバコの吸い殻にも性格が出ると言われています。
灰皿にぎゅうぎゅう押し付けてるのは、がさつな人に多く
一定の長さの吸い殻をきれいに並べるのは几帳面な人と言えます。
また、根本ギリギリまで吸うのはケチな人に多い傾向にあります。
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