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2020-06-08 (Mon) 13:17

声の大きさは自身の表れ、でも実は小心者かも

相手の話し方を観察するとその人の性格や心理状態を推測することができます。

普段の話し方は本人もほとんど意識してない状態なので、その人の素の状態が出やすいものです。

その人の話し方は、相手を知る大きな手掛かりになります。

相手の目を見てはきはきと話すのか

うつむいてぼそぼそと話すのか

いつも大声で話すのか

など観察をしてみましょう。

特に仕事の時や重要な場面でしたら相手の自信が見えてくるかと思います。

声の大きさは、自信の程度を表します。

ですが、地声が大きいわけでもないのに声を張って大声で話す人の中には小心者の人もいます。


話し方で自信が伝わる

無意識な話し方のクセには、その人の性格や心理状態が表れます。

自信のなさや緊張などの心理状態も話し方に大きく影響を与えています。

・大声で話す
 大声で話す人は、自信がある人です。
 ですが、周りが気になる小心者の人が自信があるように見せる為に大声で話すこともあります。

・はきはきと話す
 目を見てはきはきと話す人は、自己主張できる人で外向的で社交的な人です。
 男性の場合、支配欲が強い場合もあります。

・敬語で話す
 何でも敬語で話す人は、人との距離を保ちたいと思っている人です。
 攻撃性を隠している場合もあります。

・語尾を強く話す
 語尾を強く話す人は、自分の意見を通そうとする人で自己主張が強い傾向にあります。
 反論されたくない気持ちの表れです。

・ぼそぼそと話す
 ぼそぼそと話す人は、内向的な人に多い話し方です。
 自信がなかったり緊張していたりすることもあります。

・尻すぼみになる
 自分の意見に自信がないため結論をぼやかしています。
 相手に判断させる責任回避型です。



また、専門用語や業界用語を多用に使う人は、相手よりも優位に立ちたいと思っていて優越感を示したい傾向が強い人に多いです。

大げさに表現する人は、サービス精神が旺盛な人が多いと言われています。

話す時にやたらと身振りが多い人は、自己顕示欲が強い傾向にあり、目立ちたがり屋で服装も派手な人が多いと言われています。

反対に堅苦しい話し方の人は、自信がなく相手と距離を置きたいと思っている傾向があります。

このように話し方も自己表現の一つとなるのです。

大統領や議員、経営者などのトップに立つ人は、話し方で評価が大きく変わる為に

話し方や話す時の目線や姿勢など専門的なトレーニングを受けていることも多いです。

話し上手になるには、なるべく数を多くこなし慣れることが大事ですがいくつかのコツもあります。

話す速さはアナウンサーくらいのスピードが良いと言われています。

そして、話す内容をきちんと整理しておいておくと良いです。

また、分かりやすく比喩や自分の体験交えると相手に伝わりやすくなります。




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2020-06-08

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