2021-06-30 (Wed) ✎ 毎朝合う人が気になってしまうのは単純接触によるもの Read this article 人は顔を合わせるだけで好きになる人は、頻繁に顔を合わせる人に好意を持ちます。顔を頻繁に合わせることで相手を好きになるのです。こんなことで本当に好きになってもらえるかと思うかもしれませんが、これは事実です。これを単純接触の原理と言います。アメリカの心理学ザイアンスが実験でも証明したことからザイアンス効果とも呼んだりもします。ザイアンスの実験では、実験参加者に無意味な図形や初めて見る人物の写真を数回回... … 続きを読む
2021-06-29 (Tue) ✎ 男性は気になる人の前では姿勢が傾く Read this article 男性は気になる相手の前では肩の力が抜けて斜めになる人は、言葉よりも仕草や表情、視線などでも気持ちを語っています。相手を観察することで相手の気持ちを見抜くこともできます。これを非言語コミュニケーションと言います。受け手もまた、メラビアンの法則によってそこに表われたサインに様々な影響を受けます。つまり、気になる相手の仕草や表情に表われたサインがわかれば、効果的に対処することができると言うことです。です... … 続きを読む
2021-06-28 (Mon) ✎ 小食だと思われたい乙女心、好意の分だけ食べれなくなる Read this article 女性は男性の前では女性らしさをアピールする女性は男性の前では、女性らしさをアピールしようとします。目の前にいるのが、気になる男性であれば尚更です。普段は良く食べるのに、男性の前だと小食ぶる人がいるかと思いますが、これは「女性は小食」と言うイメージを持っているからです。実験でも女性が同席する場合と男性が同席する場合では、女性は食べる量が明らかに違うと言う結果がでています。自分のある部分を見せることを... … 続きを読む
2021-06-27 (Sun) ✎ パーソナルスペース、距離を詰めれば心の距離も近くなる Read this article 身体の周りは自分の空間、パーソナルスペース動物番組を見ているとテリトリーの話が出てくるかと思います。動物や昆虫の場合、自分の縄張りに侵入してくるものを排除しようと攻撃をする行動が顕著に見られます。縄張りは人間にもあり、これをパーソナルスペースと言います。自分を中心にして遠くから公的ゾーン、社会的ソーン、対人的ゾーン、親密ゾーンの4つに分けられています。人にも動物と同じでパーソナルスペースを守る習慣... … 続きを読む
2021-06-26 (Sat) ✎ アイコンタクトは気になっているサイン?男性は勘違いしやすい Read this article よく目が合うのは、好きと言うサインかもしれない友達グループや社内の同僚などで、よく目が合う人がいませんか。あるいは無意識に誰かを目で追っていたりしていませんか。こうした行動は、相手に好意を持っている証拠になります。好きな人を目で追ってしまうのは、無意識のうちに好意を伝えようとしているからです。人は、好意を持っている相手とアイコンタクトを取ったり視線を送ったりする習慣があります。特に物理的に距離が離... … 続きを読む
2021-06-25 (Fri) ✎ 見られないと見たくなる「鶴の恩返し効果」 Read this article 禁止されると反発したくなる禁じられている物や見てはならないと言われるほど人は猛烈に見たくなります。これを心理的リアクタンスと言います。なぜこのような反応をするのかと言うと人は、基本的に誰でも自分のことは自分で決めたいと思っているからです。それにもかかわらず他人からダメと言われたり禁じられたりすると自分を否定されたと感じます。そこで強い反発が生まれて禁止を破る行為に出たりします。心理的リアクタンスの... … 続きを読む
2021-06-24 (Thu) ✎ 人は価格が高いと高品質と思い込むみ勘違いをする Read this article 価格設定で高級感を作り出している物を見る目をやしなうのは、そう簡単なことではありません。よほどの目利きではない限り自分の判断に自信が持てるものではないかもしれません。そんな時に人があてにするのが、社会的リアリティです。周りの人の判断、社会的に認められている尺度を判断基準にしているのです。社会的リアリティが深層心理にあると無意識に「安い物は品質が悪く、高価な物は高品質である」と判断をしてしまいます。... … 続きを読む
2021-06-23 (Wed) ✎ 男性の好きそうな物には美女を置くと購買意欲を刺激する Read this article 車の傍らにいつも美女がいる理由モーターショーや車の展示会、レース会場、車のマスコミ発表会などでは、車と美女の組み合わせをよく見ると思います。注目を集めて華やかさを演出する為でもありますが、実はそれだけではありません。車と美女は、どちらも男性が魅力を感じる要素であり、この二つを組み合わせることで男性の購買意欲をくすぐる仕掛けになっているのです。美女が一緒だと車も魅力的になります。レースクイーンやカー... … 続きを読む
2021-06-22 (Tue) ✎ 流行は「差別化」と「お揃い」から生まれる Read this article 人は仲間はずれにはなりたくないと思っているネットが発達し情報社会になり、現代はとても情報のスピードが速いです。ある物が流行る兆しが見えたとたんに一気にブームになったりします。そうなると多くの人は、乗り遅れないように一斉に流行ものに走ります。このような流行に敏感に反応して、その流れに乗ろうとするには、同調行動(心理)が働くからです。人は同調心理が働くと、仮にそれが間違った行動でも周りの人と同じ行動を... … 続きを読む
2021-06-21 (Mon) ✎ ブランド品を好むのは自分に箔付けしたいから Read this article ブランド品が好きな人は社会的価値を高めようとしている男女問わずブランド品が好きな人は多いかと思います。ブランド品が好まれるのは、それが憧れやリッチさの象徴になるからです。ブランド品を持つことで自分の社会的価値を高めることができるのです。つまり、ブランド品を持つことで優越感を得たいと言うことです。これを「グローリ・バス効果」と言います。日本語だと栄光浴と言い、自分以外の人やモノの栄光にあやかろうとす... … 続きを読む
2021-06-19 (Sat) ✎ 人は最初と最後に見た物を購入しやすい Read this article 見た順番が記憶に影響する買い物する時、たくさんの商品を手に取って見比べても、実はほどんどの人が最初、または最後に見た商品を選んでいます。迷った挙句、最初の直感に従った経験はありませんか?これは系列位置効果によるものなのです。人の記憶力は、端と端、最初と最後など区切りが良い部分はよく覚えているのですが、その間の部分は記憶に残りにくくぼんやりとした情報になりやすいです。その為にたくさんの商品を見比べて... … 続きを読む
2021-06-18 (Fri) ✎ 徹夜してでも手に入れたいのは「優越感」を満たしたいから Read this article 徹夜して並んでも新しいスマホが欲しいのは名誉の為スマホの新機種が発売されると徹夜してでも並ぶ人たちがいてニュースに取り上げられたりしています。このようなことは、人気のゲームや限定グッズなど様々な物でも見られます。いち早く手に入れたい気持ちは分かりますが、徹夜してまで手に入れたいとまではなかなか思わないものです。一体何がそれほどまで熱狂させているのでしょうか。もちろん商品に魅力があって売り切れてしま... … 続きを読む
2021-06-16 (Wed) ✎ 自己肯定感が低いと失敗体験が頭から離れなくなる Read this article 失敗体験が心から離れられない仕事でミスをしてお得意先に叱れたり、そのせいで上司や先輩からも厳しく叱責されたりすると誰も落ち込むかと思います。ですが、ほとんどの人は気分転換をして自分で気持ちを切り替えようとします。また、時間と経過とともに自然に乗り越えられることも多いものです。ところが、中には失敗をいつまでも引きずり自己嫌悪に陥ってしまい、その失敗となった事柄に取り組むのを避けてしまう人もいることで... … 続きを読む
2021-06-15 (Tue) ✎ 努力しても報われないとやる気が出ない、達成する確率50%の目標がやる気を高める Read this article チャレンジをする気が起きない仕事を始めたばかりの頃は、「がんばるぞ!」とやる気に満ち溢れていたのにいつの間にか無気力状態になってしまうことがあります。多くの人が経験があるのではないでしょうか。これの原因は、頑張って努力しても努力が報われない状態が続くことにあります。いくら頑張って仕事に励んでも昇給もないし昇格もない、上司から評価が得られない状態が長く続くと、「自分は何をやってもダメだ」と思うように... … 続きを読む
2021-06-13 (Sun) ✎ 人は他人の評価が自分の評価になっている Read this article 人は周りからの評価を気にしている誰もが勤務先で自分の評価が気になってしまうのは当たり前のことかと思います。他人が自分のことをどう思っているのか知りたいのは、人が社会的動物だからでごく普通のことです。人類は長い歴史の中で集団を作って生き抜いてきました。そこからつまはじきにされると生き残るのがとても困難になります。その為に周囲の人に認められたい、必要とされたいと言う心理が強く働くようになったのです。ま... … 続きを読む
2021-06-12 (Sat) ✎ 交渉は先手を打つと有利になる、お願い事は段階を踏んで依頼すると良い Read this article 交渉では先手必勝交渉事では先手必勝が断然有利になります。相手の出方をみるべきと言う人もいると思いますが、実験でも先に自分の要求を呈示した方が有利にことを進めることが明らかになっています。交渉事は、自分と相手の思惑に差があるので行うわけで、遅れを取ってしまうと心理的に相手のペースにのまれ折れざるを得なくなります。先に条件を呈示すれば、相手はそれを基準にしなけらばいけなくなるので主導権を握りやすくなり... … 続きを読む
2021-06-10 (Thu) ✎ 食事をしながら相談すると優位に話を進められる Read this article 食事中は相手の意見を受け入れやすい優位に話を進めたい相談の時は、食事をしながらすると良いでしょう。仕事の場面でも個人的な付き合いでも自分を優位に話を進めたい時は、食事をしながらするのが最も効果的なのです。この手法をランチョン・テクニックと言います。アメリカの心理学者ラズランの研究によるものです。食事中に呈示された内容は相手に好意的に受け取られやすいことが分かっています。人は、食事中注意散漫になって... … 続きを読む
2021-06-08 (Tue) ✎ 座り方やテーブルを工夫すると会議がスムーズになる Read this article 賛成意見の人を正面に座らせる重要な会議でスムーズに議事を進行させたいなら、メンバーの席順に気を配ると良いでしょう。人は、状況に応じて無意識に座る席を選ぶ傾向があります。どこの席に誰が座っているかによって進行や議事決定に影響してきます。アメリカの心理学者スティンザーは、対立する人は正面に座りたがる次の発言は前者への反対意見が多いリーダーが弱いと私語が多くなると言うスティンザーの3原則を提唱しています... … 続きを読む
2021-06-06 (Sun) ✎ PM理論によるリーダーのタイプ、無茶な納期は友情のチャンスでもある Read this article 理想はバランスのとれたリーダー職場でリーダーに抜擢された時、「俺についてこい」と言う強いタイプで行くか「みんな仲良くやろう」と言う思いやりタイプで行くか迷うかもしれませんが、実は理想的なリーダー像とは状況によって変わっていくものです。これを具体的に示したのが、社会心理学者の三隅二不二が提唱したPM理論です。Pは、目標達成機能(パフォーマンス機能)、Mは、集団維持機能(メンテンナンス機能)を意味していま... … 続きを読む
2021-06-03 (Thu) ✎ 仕事上の貸し借りをすると職場の人間関係が良好に保てる Read this article 借りはきちんと返したいと人は思う職場の同僚との人間関係を良好に保つには、仕事上の貸し借りをすると上手くいきます。実験データでもお互いに頼み事をしたりされたりする関係のほうが何も頼まない同僚よりも信頼関係が築かれることが明らかになっています。人は誰かに助けてもらった時、その相手に借りを作ったような気分になります。すると無意識のうちに借りを返したくなるのです。これを心理的負債感と言います。誰かを助けて... … 続きを読む