栄養、食事、運動、人の心理などに関するIZUのブログ

日々の健康作りや日常生活に役立つような情報を発信していきたいと思います。
Top Page › Archive - 2020年09月
2020-09-30 (Wed)

消化器系の病気に良いとされる栄養

消化器系の病気は食生活が原因で発病する場合もある胃、腸、肝臓、胆のう、膵臓などの各臓器は、食物の栄養素を消化吸収して体内に取り込む重要な働きをしています。なのでこれらの臓器に負担のかからないように食生活を送ることを心掛けることが大切です。胃腸の病気には、胃炎や胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、便秘、下痢などがあります。これらの病気の中には、急性のものと慢性のものがあります。症状が出始めたら食事の内...
2020-09-28 (Mon)

循環器系の病気に良い栄養

血圧は健康状態を知るバロメータ‐‐血液は、心臓から大動脈に送り出され全身をめぐって心臓に戻ってきます。血液を運ぶ管が血管です。血液が血管をスムーズに流れなけらば、様々な病気の原因となってしまいます。血圧とは、血液が流れる時に血管壁を押し広げる圧力のことです。心臓が収縮した時に血管壁にかかる圧力が上の血圧で、心臓が拡張した時に血管壁にかかる圧力が下の血圧です。血液の流れが悪くなって起こる病気の一つに動...
2020-09-27 (Sun)

呼吸器系の病気に良いとされる栄養

風邪は万病のもと呼吸する時、鼻から入った空気は気道を通って肺に到達します。この気道に属するのが、咽頭、気管、気管支などの呼吸器系の器官です。呼吸器系の病気の中で最も身近なものが風邪ですが、風邪はウイルスが原因となって起こります。古くから風邪は万病のもとと言われているように大変な病気の引き金になることもあります。風邪が原因で肺炎になることもありますのでたかが風邪と思わないようにしましょう。このほか呼...
2020-09-24 (Thu)

目、耳、鼻、口の病気と症状に良い食品・栄養

身近な器官なので注意したい症状目、耳、鼻、口はいずれも人の五感をつかさどる大切な器官です。それだけに日常、これらの器官を酷使することにより様々な身体の不調を招くこともあるので注意が必要です。目で身近な症状なのが目の疲れではないでしょうか。目の痛み、かすみ、充血、涙目になるなどの症状があり頭痛や肩こりなどの原因になることもあります。原因といてはOA機器などによる目の酷使や過労、睡眠不足などがあります。...
2020-09-23 (Wed)

脳や神経の病気や症状に良い食品と栄養素

身体の中で最も重要な働きをする脳人が会話したり身体を動かしたりするなど日常生活を送る上で最も重要な働きをするのが脳をはじめとする神経系です。脳の神経細胞は身体の他の組織と違い数分以上無酸素状態になると血流が滞って細胞が壊死してしまいます。脳は酸化ストレスにとても弱い組織です。脳の病気には、脳卒中(脳出血、脳血栓、くも膜下出血、脳梗塞などが原因で起こる症状の総称)や認知症などがあります。脳卒中は、過...
2020-09-21 (Mon)

大腸がんの予防効果がある乳酸菌、ビフィズス菌

乳酸菌大腸がんの予防に大きな効果乳酸菌とは、腸内で糖質を分解して大量の乳酸を作り出す菌の総称です。ビフィズス菌、アシドフィル菌、ヤクルト菌、ブルガリア菌なども乳酸菌の一種です。これらはヨーグルトやチーズの発酵に利用されています。乳酸菌は、腸を通過する間に酸を作り出し悪玉菌の増殖を抑えて腸内の環境を整えてくれます。腸の働きが活性化されて消化吸収が促進され便通も良くなります。ダイオキシンなどの有害物質...
2020-09-19 (Sat)

お茶の成分、カテキン類、タンニン類

カテキン類O-157やピロリ菌に効く、強い殺菌作用カテキンは、フラボノイドの仲間でフェノール環構造をもつのでポリフェノールの仲間でもあります。カテキンには、食中毒の原因となる腸炎ビブリオ菌、黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌などの細菌の細胞膜を破壊して殺す働きがあります。O-157やピロリ菌に対しても有効です。また、抗ウイルス作用もあるとされインフルエンザや風邪などの感染症から身体を守ってくれます。お茶でうがいを...
2020-09-17 (Thu)

ポリフェノールの仲間

ポリフェノールの仲間ポリフェノールというのは、二つ以上のOH(水素基)がついたフェノール環構造をもつ分子の総称です。ポリフェノールと言う固有名詞があるわけではありません。フィトケミカルの中には、ポリフェノールの構造をしたものもあればそうでないものもあります。抗酸化栄養素の総称は、ポリフェノールではなくフィトケミカルになります。カテキン、タンニン、アントシアニン、ケルセチン、イソフラボンなどはポリフェ...
2020-09-14 (Mon)

がんや肥満に良いとされるサポニン類

毒にもなるサポニン類サポニンは、がんや肥満に良いとされているえぐみや渋みの成分ですが毒になるものもあります。サポニン類に含まれるものには、ソラニン、イソクリエチゲニン、大豆サポニン、ジンセノサイドなどがあります。ソラニンは、じゃがいもの芽や皮の緑化した部分に含まれています。ソラニンを多食すると腹痛やめまいなどの中毒症状を起こしてしまいます。子供では命に関わることもある毒性の強い成分です。芽の部分は...
2020-09-14 (Mon)

ユリ科の野菜に含まれるイオウ系

優れた効力を持つユリ科の野菜玉ねぎやニンニク、ねぎ、ニラ、らっきょうなどのユリ科の野菜にはイオウ系のフィトケミカルが含まれています。代表的なのが硫化アリルやアリシンでツンとくる刺激臭の成分です。強い抗酸化力をもち活性酸素を除去するとともに発がん物質の毒性を消す解毒作用を活性化しがんの発生を抑えるとされています。硫化アリルはがんの抑制に良い硫化アリルは、玉ねぎを切った時に出る刺激臭成分でニンニクにも...
2020-09-13 (Sun)

アブラナ科の野菜に含まれるフィトケミカル

アブラナ科の野菜にはフィトケミカルが豊富アブラナ科の野菜には、ブロッコリーやキャベツ、芽キャベツ、カリフラワーなどがあります。カロテノイドやフラボノイド、インドール類、イソチオシアン酸、イオウ化合物、テルペン類、フェノール類、クマリン、グルカレートなど、様々な抗がん作用のあるとされるフィトケミカルが多く含まれています。アメリカの国立がん研究所を中心に進められているがん予防を目的とした研究、デザイナ...
2020-09-11 (Fri)

大豆に多いイソフラボン、ブルーベリーに多いアントシアニン

エストロゲンに似た構造を持つイソフラボンイソフラボン類には、ゲニステイン、ダイゼインなどがあり体内に入ると女性ホルモンのエストロゲンに似た作用をします。イソフラボンは、大豆勢品に多く含まれています。エストロゲンの減少から起こる女性の更年期の不定愁訴を緩和するとされています。また、骨粗鬆症の予防にも良いとされています。骨粗鬆症は女性ホルモンと関係があり女性ホルモンの分泌が低下することで骨が脆くなるか...
2020-09-11 (Fri)

ほとんどの植物に含まれるフラボノイド

強い抗酸化作用がある黄色の色素フラボノイドは、黄色系統の色素です。フィトケミカルのなかでは最も種類が多く4000種類以上あります。ほとんどの植物に存在していて赤ワインのポリフェノールもフラボノイドに分類されます。フラボノイドは、化学構造の違いによってフラボノール、フラボン、カテキン、フラバノン、イソフラボン、アントシアニンなどに分けることができます。1990年代に入ってからフラボノイドの効能が明らかになっ...
2020-09-09 (Wed)

色鮮やかな抗酸化作用を有するカロテノイド

色の濃い野菜や果物に含まれるカロテノイドは、脂溶性の天然の色素で多くは鮮やかな赤やオレンジ色、黄色を示しています。種類は600以上あると言われ野菜では、トマト、ニンジン、カボチャなどの緑黄色野菜に多く含まれています。果物では、カキや杏、プルーン、パパイヤ、オレンジに含まれています。 最も多く知られているのは、βカロテンだと思います。 カロテノイドは、全て抗酸化作用をもっていて強力にがんを抑制す...
2020-09-07 (Mon)

食部に含まれるフィトケミカル

注目を集める新しい栄養成分タンパク質、炭水化物食、脂質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素は、1950年までにすべて発見されました。71年、イギリスの医師ハーキットが食物繊維の摂取が少ないと大腸がんになるリスクが増すと言う仮説を提唱して第六の栄養素として食物繊維の概念が確率されました。これにより栄養学の分野で身体に必要な栄養素についてすべて見いだされた物と考えられていました。ですが、81年以降植物学や薬理学の...
2020-09-06 (Sun)

コロナのインチキ!米国検査体制の内部告発

米政府の上層部に近い権威ある新型コロナの専門家が匿名で、NYタイムスなど英米の大手マスコミに対し、米国(や世界)で行われている新型コロナのPCR検査が感度を過剰に上げて行われており、PCRで陽性になった人の9割がコロナに感染していない誤判定であることをリークし、報道させている。  新型コロナは、ウイルスが咽頭に100万から1億個ぐらいの単位で付着していないと感染しない。ウイルスの発祥から何か月も経ち...
2020-09-04 (Fri)

組織細胞の働きを円滑にするコンドロイチン硫酸

若々しい身体を保つのに役立つコンドロイチン硫酸は、ムコ多糖類の一種です。もともと角膜、軟骨、骨、皮膚など人体の中に多量に存在しています。コンドロイチン硫酸は、あらゆる組織細胞の働きを円滑にする円滑湯として重要な役割を担っています。コラーゲンとともに結合組織を構成して細胞に保水性や弾力性を与える、血液から栄養素や酸素を細胞に取り込む、老廃物を排出するなど様々な働きがあります。関節にも良いとされいるの...
2020-09-03 (Thu)

人工的に作られた水溶性食物繊維ポリデキストロース

ドリンク剤、お菓子などに添加ポリデキストロースは、ブドウ糖とソルビトールを9体1の割合で混ぜてクエン酸を加えて加熱して合成したものです。人工的に作られた水溶性食物繊維になりますが、天然の食品に含まれる水溶性食物繊維と同じ働きをしてくれます。整腸作用、コレステロール低下作用、血糖値の上昇抑制などがあります。ポリデキストロースは、1gあたり1kcalと低カロリーで無味無臭で甘みはありません。ポリデキストロース...
2020-09-02 (Wed)

カニの甲羅から作られるキチン・キトサン

カニやエビの甲羅、昆虫の外皮に含まれる多糖類キチン・キトサンはカニの甲羅から作られる動物性の食物繊維です。キチンは、カニやエビの甲羅、昆虫の外皮、イカや回などの器官、キノコ類の細胞壁などに含まれる多糖類です。キチン・キトサンの原料として一般に利用されているのはカニの殻です。約3割のキチンが含まれています。キトサンは、キチンを取り出し化学処理をして作られますが、キチンとして残る部分が約2割ありキチン・...
2020-09-01 (Tue)

水溶性食物繊維フコイダン、マンナン

ピロリ菌をブロックするフコイダンアルギン酸カリウム以外にも海藻類のヌルヌルを構成する成分があります。その一つがフコイダンです。フコイダンは、多糖類で海藻類の乾燥重量の4%程度含まれています。胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因とされているピロリ菌が胃壁に付着するのを阻止する働きがあります。なので胃病の予防に効果が期待できます。さらにフコイダンの一種、Uフコイダンはがん細胞の自殺(アポトーシス)を促しがんの増殖...