栄養、食事、運動、人の心理などに関するIZUのブログ

日々の健康作りや日常生活に役立つような情報を発信していきたいと思います。
Top Page › Archive - 2020年08月
2020-08-28 (Fri)

熟した果物や海藻に多い水溶性食物繊維

コレステロールを排泄して動脈硬化を予防水溶性食物繊維は、植物の細胞中に貯蔵されていたり植物の分泌物に含まれている成分で熟した果物や海藻などに含まれています。重要な働きは、胆汁酸を吸着して排出させることです。胆汁酸は肝臓でコレステロールから作られるので結果的にコレステロールを減らしてくれます。動脈硬化や脂肪肝、脳梗塞、心筋梗塞などを予防する効果が期待できます。血糖の上昇を抑える水溶性食物繊維は、粘度...
2020-08-27 (Thu)

大腸がんの予防に役立つ不溶性食物繊維

排便をスムーズにしてがんを予防する野菜や穀類、豆類に多く含まれている不溶性食物繊維は、大腸で水分を吸収して便のかせを増やします。便の量を多くしやわらかくするとともに腸壁を刺激するので排便をスムーズになり痔や便秘の改善に役立ちます。また、便が早く排出されるため大腸が有機物質にさらされる時間も短くなりがん化へのリスクが軽減されます。便の量が増えることで発がん物質の濃度が薄まるという効果も期待です。さら...
2020-08-27 (Thu)

食物繊維ってどんな栄養素

注目を浴びる食物繊維食物繊維は、昔は栄養に役立たずとして見向きもされていませんでした。1971年にイギリスの医師のバーキットによって食物繊維の摂取量が少ないと大腸がんの発生がリスクが高くなると言う仮説が出されてから注目を浴びるようになりました。これはアフリカ人が極端に大腸がんが少ないことに注目したバーキットが、アフリカ人とヨーロッパ人の食生活を比較した結果導き出された仮説です。その後に研究により食物繊...
2020-08-26 (Wed)

コロナ茶番はいつまで続けるのか、真夏でもマスク

今、多くの人がマスクを着用しています。見る限りだと9割以上外でもマスクしている人が多くしてない人を探すのが難しいくらいです。この暑い中、ある意味凄いと思ってしまいます。マスクしている人って1日中しているのかな、、、高温多湿の中で1日中マスクをしていたらマスクに雑菌が繁殖して不衛生としか思えません。そもそも正しくマスクを着用するのはとても難しいです。マスクしている人は、不適切に着用しているので反対に感...
2020-08-26 (Wed)

肝機能を高め血圧を調整するタウリン

交感神経抑制作用で生活習慣病を予防・改善するタウリンは、アミノ酸の一種です。タウリンには、交感神経抑制作用があります。食塩の摂り過ぎが原因で起こる高血圧を改善する作用があるとされています。また、血圧を正常に調整し血中コレステロール値を下げて善玉コレステロールを増やすともされています。ですので高血圧が原因で起こる脳卒中や動脈硬化症、高コレステロール血症、心不全、心臓病などを予防に役立ちます。肝臓の機...
2020-08-25 (Tue)

PCR検査で何をみているのか?陽性=感染 ではない

コロナ騒動が始まって半年以上が経過しました。未だに世間は騒いでいるようで毎日毎日飽きもせずに意味のない感染者の発表をしています。報道されている感染者は、あくまで陽性者に過ぎません。感染者でもなければ患者でもないのです。しかも、以前と検査基準も異なっているので比較すらできません。過去最多とか全く持って無意味だと思っています。そもそもPCR検査自体問題のある検査で感染症の診断に使えません。PCR検査は、遺伝...
2020-08-25 (Tue)

アスパラギン酸、アルギニン

アスパラギン酸疲労に対する抵抗力をつけて活力を高めるアスパラギン酸は非必須アミノ酸です。野菜のアスパラガスから発見され為アスパラギンの名前がついたアミノ酸です。アスパラギン酸からエネルギー代謝に関与するオキサロ酢酸が生じる為にエネルギーの代謝を高めます。その為、疲労に対する抵抗力がつき活力が高まります。このような効果があるのでスタミナ強化を謳ったドリンク剤にも用いられています。有毒なアンモニアを排...
2020-08-25 (Tue)

神経伝達物質を生成するトリプトファン

催眠効果のあるセロトニンを生成トリプトファンは、アミノ酸の一種で体内で合成できない必須アミノ酸です。脳に運ばれてビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムと共に沈痛、催眠、精神安定作用のあるセロトニンと言う神経伝達物質を生成に利用されます。セロトニンの濃度を高めることで慢性的なあごの痛みが軽減したという報告もあります。アメリカでは天然の催眠剤としても人気があるようです。トリプトファンを十分に摂取するこ...
2020-08-24 (Mon)

グルタミン酸 アンモニアをグルタミンに変える

知能を高めて統合失調症や痴呆症の治療にも効果があるかもグルタミン酸は、グルタミン、アスパラギン、アスパラギン酸などとともにタンパク質を構成するアミノ酸です。全体の約3割(動物性タンパク質の場合)から5割(植物性タンパク質の場合)を占めています。グルタミン酸には体内に入ると脳の機能に支障を及ぼすアンモニアをグルタミンに変える働きがあります。尿の排泄を促進してアンモニアを体外に速やかに排出してくれます。...
2020-08-22 (Sat)

身体を構成するタンパク質

生命活動を維持する為に欠かせない栄養素タンパク質は英語でプロテインと言います。ギリシャ語のプロテオスが語源でチャンピオン、第一のものという意味になります。生命活動のカギを握る栄養素で身体の構成成分として必要不可欠なものです。筋肉や臓器、髪の毛、皮膚など私たちの身体はタンパク質でできています。また、代謝に不可欠な酵素やホルモン、神経伝達物質、遺伝子、血液成分、免疫の抗体などにもなります。エネルギーと...
2020-08-20 (Thu)

生命の維持に必要なコレステロール

身体の大切な構成成分コレステロールは脂質の一種です。体内に100~150g程度存在して細胞膜や生体膜の構成成分として重要な役割を果たしています。また、副腎皮質ホルモンや性ホルモン、胆汁酸の原料とになり神経伝達をスムーズにする働きもあります。生命を維持するには不可欠な成分です。特に脳や脊髄などの神経系、脂肪組織などに多く含まれています。1日に必要なコレステロールは1000~2000㎎程度で血液中には10~13g含まれて...
2020-08-17 (Mon)

脳の働きを活性化するDHA

脳や神経組織の機能を高めるDHAは、n-3 系の多価不飽和脂肪酸でαリノレン酸を含む食品を摂取すると体内でEPAからDHAと変換されて合成されます。DHAはEPAと同じで青魚に多く含まれます。DHAとEPAの最も大きな違いは、DHAが脳の構成成分で脳や神経組織の発達に発育に必須の栄養成分であるのに対してEPAは脳の入り口にあたる脳関門を通過できないことです。一時、頭をよくする食品としてまぐろやかつおのかまがもてはやされていました...
2020-08-15 (Sat)

EPA、血管をしなやかにする

EPAは青魚に多く含まれるEPAはn-3系の多価不飽和脂肪酸です。同じn-3系の脂肪酸であるαリノレン酸をとると体内でEPAに変換されます。青魚である あじ、いわし、さば、かつお、さんま、まぐろなどに多く含まれています。EPAを意識的に摂取するには、これらの青魚を積極的に食べるようにしてみましょう。旬の脂の乗った時期は特に効率よく摂取できます。EPAの抗血栓効果青魚の効果は、1970年代にデンマークの研究者によって行われた...
2020-08-12 (Wed)

αリノレン酸、アレルギーや血液循環の改善

αリノレン酸は体内でEPAやDHAに変わるαリノレン酸は、n-3系の多価不飽和脂肪酸でありリノール酸同様必須脂肪酸です。体内で合成することができませんので食品から摂取しなければいけません。シソ油、えごま油、アマニ油などに多く含まれています。n-‐6系脂肪酸の摂り過ぎが弊害が明らかになるにつれて、n-3系脂肪酸に注目が集まり効宥がみなおされるようになりました。特にEPAやDHAの効力が話題を呼んでいますが、αリノレン酸は体...
2020-08-12 (Wed)

アラキドン酸

血圧や免疫機能を調整するアラキドン酸は、γリノレン酸とともにビタミンFとも呼ばれ必須脂肪酸の一つです。肉、魚、卵などの動物性脂肪にも多く含まれていますが、リノール酸を含む食品を摂るとγリノレン酸、ジ・ホモ・γリノレン酸を経て体内で合成されます。アラキドン酸は、プロスタグランジン2系列の生体調節ホルモンの原料となります。このホルモンはプロスタグランジン11系列に対して競合的に働き血圧や免疫系の機能を調整し...
2020-08-10 (Mon)

γリノレン酸、不足するとアレルギーになるかも

身体の機能を調整して健康を保つγリノレン酸は、リノール酸を含む食品を摂取すると体内で合成されます。γリノレン酸は、さらにジ・ホモ・γリノレン酸になり、アラキドン酸となります。ジ・ホモ・γリノレン酸は、プロスタグランジン1系列の生態調整ホルモンの原料となる重要な成分となります。また、細胞膜の構成成分ともなり細胞を活性化します。プロスタグランジンは、身体の各組織の働きを調整するホルモンで血圧や血糖値を調整...
2020-08-09 (Sun)

植物油に多い必須脂肪酸リノール酸

コレステロールを減らすリノール酸は、n-6系の多価不飽和脂肪酸で体内では合成できない必須脂肪酸になります。1950年代にアメリカでリノール酸は、血液中のコレステロールを値を下げるのに有効であると発表されました。生活習慣病の予防にリノール酸を積極的に摂取することが良いとされています。実際にリノール酸は、コレステロールを肝臓に閉じ込めて血中のコレステロール値をさげてくれます。ですが、善玉コレステロールと呼ば...
2020-08-07 (Fri)

オリーブオイルに含まれるオレイン酸

地中海式の食生活が心筋梗塞を防ぐ理由オレイン酸は一価不飽和脂肪酸でオリーブオイル、ヒマワリ油などに多く含まれています。1960年代に行われた世界各国の食生活と疾病に関する調査の結果、地中海沿岸地域に住む人たちは他のヨーロッパ諸国の人たちと比べて心筋梗塞の発症率が極めて少ないことが分かりました。その後の研究でオリーブオイルの消費量と心疾患の発症率の低さに相関関係があることが分かりました。それによりオレイ...
2020-08-06 (Thu)

肉や乳製品に含まれる飽和脂肪酸

飽和脂肪酸は動物性の食品に多く含まれる飽和脂肪酸は、肉や乳製品に多く含まれていて、常温では固まっている脂です。牛の脂肪ヘットや豚の脂肪ラードは常温では白く固まっていますし、肉の脂身の部分も固まっていますが、この固まっている部分に飽和脂肪酸が含まれています。代表的な飽和脂肪酸に、肉の脂肪に多いパルミチン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸、乳製品に多い酪酸などがあります。また、植物由来の油脂ですがパーム油...
2020-08-04 (Tue)

脂質、脂肪酸はどんな栄養素?

脂質は身体の構成成分となりエネルギー源として重要油には、食用油やバター、ラードなど目に見える油と穀類、野菜、豆、魚介類、肉類、卵、お菓子など目に見えない油があります。栄養学ではこれらをまとめて脂質と言います。脂肪酸と言う言葉は多くの人が聞いたことがあると思いますが脂肪酸は、脂質の主な構成成分でおよそ40種類ぐらいあります。それぞれの脂肪酸がどのような割合で含まれるかによってその油の働きや栄養価が変わ...