2020-07-30 (Thu) ✎ 糖質ってどんな栄養素?ブドウ糖、果糖、ショ糖 Read this article 脳のエネルギー源は糖質糖質は三大栄養素の一つで身体のエネルギー源となります。糖質は、体内に吸収されるとブドウ糖に変わって利用されます。特に脳や神経系や赤血球、筋肉などのエネルギー源として重要です。脳には、ブドウ糖を蓄えることができませんので毎日摂取する必要があります。最低でも100g以上は摂るようにすることが大事と言えます。過剰摂取は糖尿病や肥満の原因に糖質は過剰摂取になりやすい栄養素と言えます。糖質... … 続きを読む
2020-07-27 (Mon) ✎ 代謝を助けるモリブデン、貧血を防ぐコバルト Read this article モリブデン過剰摂取は同欠乏症を引き起こすモリブデンは、肝臓や心臓にある酸化酵素に不可欠の成分です。糖質や脂質の代謝を助け、鉄の利用を高めてくれるので貧血の予防に働きます。貧血気味の人はモリブデンも摂取することがも大事です。また、銅と相反する働きがありますので過剰に摂取してしまうと銅の排出を増やしてしまいます。銅の欠乏症を引き起こすこともあるので注意が必要となりますが、普通の食事で過剰に摂取すること... … 続きを読む
2020-07-25 (Sat) ✎ 貧血の予防に銅、糖代謝を改善するクロム Read this article 銅ヘモグロビンの合成助け骨や血管壁を強くする貧血と言うと鉄不足を思い浮かべる人が多いかと思いますが銅も関係があります。赤血球中にあるヘモグロビン量は、鉄が不足すると低下してしまうので貧血に繋がります。銅は、鉄とヘモグロビンを結びつけるのに必要なミネラルになります。なので鉄が十分にあっても銅が不足していると鉄とヘモグロビンが結びつかなくなるので貧血になってしまいます。貧血の予防には鉄だけではなく銅も... … 続きを読む
2020-07-23 (Thu) ✎ マンガン、イオウ Read this article 骨の形成や糖質、脂質、タンパク質の代謝に関係マンガンは、補酵素として様々な酵素を活性化させてくれます。骨の形成や三大栄養素の代謝に関係しています。成長期の子供が骨を形成する時に骨や関節を丈夫にする結合組織は、マンガンが補酵素となっている酵素がなければ作ることができません。成長期にマンガンが不足してしまうと子供の発育不全を引き起こしてしまうことが考えられます。また、三大栄養素である糖質、脂質、タンパ... … 続きを読む
2020-07-21 (Tue) ✎ 甲状腺ホルモンを作るヨウ素 Read this article ヨウ素は甲状腺ホルモンの原料になり発育を促進のどぼとけの下にある蝶が羽を広げたような形をしている甲状腺から甲状腺ホルモンが分泌されています。甲状腺ホルモンは、細胞の新陳代謝を活発にする働きがあります。ヨウ素は、甲状腺ホルモンのチロキシンとトリヨードチロシンを作る材料になっています。甲状腺ホルモンが正常に働くと交感神経の感受性を高めて、タンパク質や脂質、糖質の代謝を活発にします。胎児期から幼児期にか... … 続きを読む
2020-07-20 (Mon) ✎ セレン、亜鉛 Read this article セレン抗酸化作用で細胞組織の酸化を防ぐセレンはギリシャ語で月を意味する言葉で燃えると月のような光を放つことから、命名されました。私たちの身体を構成する細胞膜などには不飽和脂肪酸が含まれていますが、不飽和脂肪酸は酸化されやすい性質があります。酸化してできた過酸化脂質は、組織を老化させたり動脈硬化の引き金となります。セレンには、過酸化脂質を分解する時に働く酵素の需要な成分で抗酸化作用がり細胞の酸化を防... … 続きを読む
2020-07-20 (Mon) ✎ 殺菌や消化を促す塩素 Read this article 胃液や細胞外液中に存在する塩素と言うと漂白剤や水道水の消毒を思い浮かべるかと思いますが、塩素もミネラルの一種でもあります。塩素も私たちの体内では様々な働きをしています。成人の体内には、約150gの塩素があると言われています。塩素は、胃液中に塩酸として含まれていてタンパク質分解酵素のペプシン活性化させて消火を促します。また、胃の中のpHを下げて酸性にして食べ物を殺菌します。膵臓では、膵液の分泌を促し消化... … 続きを読む
2020-07-19 (Sun) ✎ カリウムはナトリウムとのバランスが大事!余分なナトリウムを排泄する Read this article カリウムはナトリウムとのバランスが大事カリウムは、ナトリウムとのバランスが大事です。私たちの体内では細胞内にカリウム、細胞外にナトリウムが多く存在しています。細胞内外の濃度差は約30倍に保たれています。カリウムは血液中に存在していて食塩の摂取が多いと細胞外にナトリウムが増え細胞内のカリウムとバランスをとる為に血漿量が増えます。血漿量が増えると言うことは、血液量が増えると言うことでそれに伴い血圧も高く... … 続きを読む
2020-07-18 (Sat) ✎ 高血圧の原因になるナトリウム Read this article 細胞内外の物質交換や神経の刺激伝達に働くナトリウムは塩分のことで私たちは、ナトリウムを食事から摂取しています。摂取したナトリウムは、腎臓を通って尿と一緒に排泄されたり排泄物や皮膚からも体外に排泄されます。ナトリウムはカリウムと一緒に細胞内外の物質交換や細胞の浸透圧、体液のpH、水分調節に働いています。また、神経の刺激伝達の為に働いたりカリウムと拮抗して筋肉の収縮に関係し心筋の弛緩を促します。汗を大量... … 続きを読む
2020-07-16 (Thu) ✎ 貧血を予防する鉄 Read this article ヘモグロビンの構成物質として身体中に酸素を供給鉄は、成人の男性の体内に4~5g、女性の場合にはその約70%が体内に存在しています。そのうちの約60~70%が血液中の色素タンパクであるヘモグロビンの中に、ヘム鉄=機能鉄 として存在します。残りの20~30%の鉄はタンパク質と結合して貯蔵鉄として肝臓や骨髄、脾臓に貯蔵されます。この貯蔵鉄は、ヘム鉄が不足すると血液中に出てきて補給します。機能鉄は、血液中で赤血球のヘ... … 続きを読む
2020-07-16 (Thu) ✎ 心臓病やストレスにマグネシウム Read this article 各種の酵素に関して新陳代謝を調節私たちの体内に存在するマグネシウムの約60%が骨に、約20%は筋肉にふくまれています。血清中には1%以下しか含まれていなくマグネシウムが不足すると骨に含まれたマグネシウムが遊離して利用されることになります。マグネシウムは、生体内の300種類以上の酵素の反応に関係をしています。例えば、これらの酵素反応を介してエネルギーの生産、タンパク質の合成、神経伝達、筋肉収縮、体温調節、血... … 続きを読む
2020-07-16 (Thu) ✎ リンはカルシウムとのバランスが大事 Read this article カルシウムとのバランスを考えて摂取リンは、カルシウムの次に体内に多く含まれるミネラルで体重の約1%を占めています。その80~85%がカルシウムと結合してリン酸カルシウムを作り骨や歯の構成成分となります。リンは植物性食品にも動物性食品にも含まれていますが、加工食品にも添加物とし使多く含まれています。リンは、摂取不足よりも過剰摂取になりやすいので過剰摂取が問題となっています。特にレトルト食品や加工食品、外食... … 続きを読む
2020-07-14 (Tue) ✎ 骨や歯、精神安定にも良いとされるカルシウム Read this article 身体を支えて生理機能に不可欠カルシウムは、私たちの身体の1.5~2%程度を占めています。体重60㎏の人であれば、約1㎏がカルシウムです。身体のカルシウムの99%が骨や歯の成分になっていて貯蔵カルシウムと呼ばれています。残りの1%は、血液中や筋肉内に存在していて機能カルシウムと呼ばれています。貯蔵カルシウムは、丈夫な骨を作り身体を支える重要な働きがあります。機能カルシウムは、血液から細胞に運ばれて靭帯に生命の... … 続きを読む
2020-07-13 (Mon) ✎ 微量栄養素のミネラルってどんな栄養素? Read this article 身体の組織づくりや調整に必須の微量栄養素私たちの身体を構成する細胞は、水、タンパク質、炭水化物などの分子からなります。人体を構成する元素は約60種類あると言われています。そのうち、酸素、炭素、水素、窒素で96%を占めていますが、この4元素を除いた残りの4%にあたる元素をミネラル(無機質)と言います。ミネラルは、骨や歯の構成成分として存在しています。また、有機質と結合し身体の組織を作る上でなくてはならない... … 続きを読む
2020-07-13 (Mon) ✎ パラアミノ安息香酸、ビタミンB13、B15、B17 Read this article パラアミノ安息香酸体内での葉酸合成に不可欠の成分パラアミノ安息香酸は、葉酸を構成する成分の一つです。葉酸は核酸の合成に関わり細胞を新しく作り、発育を促してくれます。また、赤血球を作って貧血を予防する働きがあります。貧血の予防や成長の促進の為に葉酸の摂取量を増やしたい人は、パラアミノ安息香酸をできるだけ多くとると効果的です。腸内細菌の繁殖を活発にするビタミンB群は腸内細菌によって合成されます。パラア... … 続きを読む
2020-07-13 (Mon) ✎ イノシトール、ルチン Read this article イノシトール動脈硬化を予防する働きがあるイノシトールは、別名ミオイノシトールとも言います。ミオとは筋肉のことで、イノシトールは筋肉内に多く含まれている成分となります。イノシトールは、抗脂肪肝ビタミンと言われていて脂肪の流れをスムーズにして肝臓に脂肪が溜まらないようにする働きを持っています。アルコールをよく飲む人は、脂肪肝になりやすいので毎日アルコールを飲む人は、意識して摂取すると良いと思います。ま... … 続きを読む
2020-07-12 (Sun) ✎ ビタミンU、コリン Read this article ビタミンU胃、腸の傷ついた粘膜を修復するビタミンUは、キャベツから発見されたのでキャベジンと呼ばれています。キャベジンと言うと胃腸薬を思い浮かべる人も多いと思います。胃酸の分泌を抑えたり胃潰瘍の治療に働きがあります。医薬品として胃・十二指腸潰瘍の治療や予防として使用されています。核酸はタンパク質の合成に不可欠ですが、核酸を作るのにビタミンUが必要です。胃潰瘍や十二指腸潰瘍の場合、傷ついた粘膜の上皮細... … 続きを読む
2020-07-12 (Sun) ✎ ビタミンP(フラボノイド化合物)、ビタミンQ(コエンザイムQ) Read this article ビタミンP(フラボノイド化合物)ビタミンCを補強して毛細血管を丈夫にする毛細血管が弱いと歯茎から血が出やすくなったり何かにぶつかってもすぐに青あざができてしまいます。ビタミンPには、毛細血管浸透性因子と呼ばれるように結合組織のタンパク質であるコラーゲンを作るビタミンCの作用を補強して毛細血管を強く丈夫にする働きがあります。毛細血管は、身体の各細胞と栄養や酸素のやりとりをしているところです。ある程度の... … 続きを読む
2020-07-10 (Fri) ✎ ビタミンの仲間、ビタミン様作用物質 Read this article ビタミン様作用物質とは?ビタミンと認められていませんが、同様の働きをする物質をビタミン様作用物質と言います。研究者の中には、そのなかのいくつかをビタミンとして扱っている人もいます。ビタミン様作用物質はビタミンと違いその物質を摂取しなくても欠乏症が起こらなかったり、成分の一部が体内で合成されたりするなどがあります。これはビタミンの定義と合わない部分が多いのでビタミンと区別されています。また、中にはメ... … 続きを読む
2020-07-09 (Thu) ✎ 造血や神経機能にビタミンB12 Read this article 赤血球の生成を助けて悪性貧血の回復に貧血と言うと鉄不足を思い浮かべる人が多いかと思いますが、貧血にはもう一つあります。赤血球の形成や再生が上手くいかないことによって起こる貧血があります。これは鉄不足の貧血と区別していて悪性貧血と言います。赤血球のヘモグロビンの合成を助けるのは、ビタミンB12と葉酸です。ビタミンB12と葉酸が不足してしまうと造血が上手くいかずに異常に巨大な赤血球ができたり赤血球の数自体が... … 続きを読む