栄養、食事、運動、人の心理などに関するIZUのブログ

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2020-05-17 (Sun)

立位姿勢を中心とした評価法

可動~安定 各関節の関連性から考える胸椎→可動性肩甲骨→安定性体幹部→安定性股関節→可動性膝関節→安定性(横の動きに弱い)足関節→可動性(可動が悪いと膝~股関節~頚まで負担が増える)この連鎖を基本とし崩さない 筋と張力の関係 →筋肉には効率的に力が発揮できる最適な長さがある   矢状面における骨盤の安定性に関与する筋群 (A)骨盤前傾:腸腰筋、大腿四頭筋、大腿筋膜張筋、縫工筋、脊柱起立筋な...
2020-05-17 (Sun)

脊髄神経と関連症状

部位 関連症状 頸椎 C1 耳鳴り、難聴、頭痛、眼疾患、むちうち症、低血圧症 C2 扁桃腺、眼疾患、むちうち症 C3 胃病、眼疾患、むちうち症、歯の障害 C4 むちうち症、歯の障害、三叉神経、五十肩 C5 C4と同じ C6 喘息、動脈硬化、鼻疾患、 C7 胃病、心臓病 胸椎 Th1~2 高血圧症、前立腺肥大、心臓病、動脈硬化 ...
2020-05-17 (Sun)

脊柱の骨

椎骨の特徴 仙椎と尾椎は成人になると癒合して仙骨と尾骨になる。 椎孔は脊柱全体を通じて1つの管を作っている。 椎間孔は脊髄から出る脊髄神経の通路となる。 頸椎の棘突起は二分棘突起である。 頸椎関節面は水平面に対して前額面約45°の角度をとる。   椎骨の触診レベル 第7頸椎(C7)は頸を前屈すると触診しやすい。 第2胸椎(T2)は肩甲骨上角のレベルにある。 第7胸椎(T7)は肩甲骨下...
2020-05-16 (Sat)

頭蓋骨の骨

大人の頭蓋骨 成人の頭蓋骨は縫合でつながっており全体として1つの骨のようになっている。 頭蓋は15種、23個の骨からなっており、脳が入る脳頭蓋と顔を形づくる顔面頭蓋に 分けられる。前頭骨と左右の頭蓋骨とがなす縫合を冠状縫合、左右の頭頂骨どうしの 縫合を矢状縫合、左右の頭頂骨と後頭骨でなす縫合をラムダ縫合という。     小児の頭蓋骨 新生児の頭蓋の場合、骨と骨との間に縫合されて...
2020-05-16 (Sat)

肩甲骨の特徴

肩甲骨の特徴 肩甲骨は胸部の背部に位置し第2肋骨~第7肋骨の範囲にある。 肩甲骨背側部(後面)は全体が弱く凸面をなし、上部1/3のあたりに長く大きな骨隆起が 横たわっているが、これを肩甲棘と言う。 肩甲骨の外側端は偏平な大きな突起をなし肩峰とよばれ、鎖骨との間に肩甲鎖骨関節を形成する。 肩甲骨の内側上端部は上角と呼ばれ下端部は下角と呼ばれる。 自然立位時に両側の下角を結んだ線は第7胸椎棘突起...
2020-05-16 (Sat)

骨の構造

骨の分類   特徴 典型例 長骨 長い棒状の骨 上腕骨、大腿骨 短骨 短い塊状の骨 手根骨、踵骨 偏平骨 平たい骨 頭頂骨、胸骨 不規則骨 複雑な形をした骨 椎骨 含気骨 外界に通じる空洞を持...
2020-05-16 (Sat)

胸部の骨

胸部の骨 胸部を形作る骨格を胸郭といい、中心に心臓や肺などを入れて保護している。 胸郭は12個の胸椎と12対の肋骨と1個の胸骨で構成されている。   肋骨 肋骨は上位7対の肋骨を真肋といい、肋軟骨を介して胸骨と連結する。 下位5対を仮肋といい、そのうち上位3対が肋軟骨を介して胸骨と連結している。 最下端の2対を遊離肋といい、胸骨と連結していない。   胸骨 胸骨は胸骨柄、胸骨体...
2020-05-16 (Sat)

下肢の骨

下肢の骨の構造 ●大腿骨 大腿骨頭頚部と骨患部は120~130°の角度があり、これを頸体角という。 また大腿骨頭を上方からみると骨頭はやや前方にねじれている。 これを前捻角といい10~30°角度がある。 ●下腿骨 下腿骨のうち内側の太く大きな骨を脛骨といい外側の小さな骨を腓骨という。 脛骨は大腿骨頭と関節を形成し遠位端では距骨と関節をなす。 脛骨の近位端には顆間隆起がみられる。 また膝蓋靭帯の...
2020-05-16 (Sat)

足関節と足

骨 足関節は脛骨、腓骨、距骨によって形成される。 距骨の下には踵骨が位置し、脛骨、距骨と共に体重支持に貢献している。 足部の中央には、足根骨と呼ばれる5つの骨がある。 ※足根骨=舟状骨、内側けつ状骨、中間けつ状骨、外側けつ状骨、立方骨 足根骨の前方には5つの中足骨があり、それぞれ5本の足趾に連結されている。 拇指には、基節骨、末節骨の2つの足趾がある。 他4本の足趾には基節骨、中節骨...
2020-05-15 (Fri)

骨盤の構造

骨盤の構造 ●寛骨 寛骨は腸骨、坐骨、恥骨から構成されており思春期までは軟骨結合により連結される。 ●腸骨 腸骨は寛骨の上半部を構成する骨で、上部は扁平で腸骨翼と呼ばれ下部を腸骨体という。 また凸部に穏やかなカーブを描いている腸骨の上縁を腸骨稜といい。前方は上前腸骨棘(ASIS)始まり後方は上後腸骨棘(PSIS)に終わる。 両側の腸骨稜の最も高いところ同士を結んだ線をヤコビー線という。 このヤ...